小松、再びワンナイト。
そしてそれきっかけで中村と付き合うという衝撃展開。
◆今回10話の読みどころ(見どころ)
✓飯田美和が長谷部を使って何かしようとしてる
新卒の美和ちゃん~社内探偵外伝~10話
ざっくりあらすじ
会社の創立記念パーティー終了後、小松と中村は2人で飲みに行き、そこでまさかのワンナイト。中村からの告白を受け、小松は中村と付き合うことに。
一方、長谷部が小松に振られたことを知った飯田美和は、長谷部を使って小松に対して何かをしかける。
感想 ※多少ネタバレあり
小松が中村と付き合った
衝撃。「え、ヤっちゃったの!?」「え、中村告白すんの!?」「え、小松OKするんだ!?」という3連続の衝撃。
てか小松、前も酒に酔ってヤリチンの大谷とワンナイトしてそれが原因で修羅場になって部署異動させられてるのに、全然こりないなこの女。反省して禁酒しろ!お前は酒飲むとろくなことにならん!
中村、Hがめっちゃうまいらしく、真面目だし顔も悪くないってことで小松は告白OKするんだけどさ、スペックはそこそこいいだろうけど、ほんとにいいのか中村で!?思い込み激しいし結構めんどくさい男じゃないか!?と思いながら読み進めると、案の定というかなんというか、中村から小松へのメッセが「ちゅき」だよ?キツくない?
せめて「好きだよ」くらいであれ。
中村、もうちょっと年いってたらおじさん構文で文章打ってそう。
小松もすでに「だる」ってなってるし、すぐ別れそう。

飯田美和が長谷部を使って何かしようとしてる
前回の感想で、小松が長谷部をこっぴどく振ったことについて、「飯田美和なら生かさず殺さずで上手く利用しそう」的なことを書いたんですが、実際やってくれそう飯田美和。
「もっと計算高くやんないと」「私がやり方教えてあげるよん♡」
って、傷心の長谷部を使って小松へ何かをしかけようとしてる。
今回10話で、小松が好きなバンド「イエロータイム」のマブダチという「くろねこ」って漫画家が長谷部だったということが判明。
8巻で、長谷部が小松に「知り合いの漫画家が会社作るから、そこに一緒にいかない?」って誘うシーンがあるんだけど、その時に言ってた「知り合いの漫画家」って自分のことだったんかい!
まだ「くろねこ」が長谷部って知らない小松が、「くろねこさんと付き合えばイエロータイムと友達になれる」って言うんだけど、見たこともない男と付き合えるって思ってるとこすごいよね。落とす自信があるってことよね。自己評価高いな。
んで結局、イエロータイムがSNSに「くろねこが彼女募集中です」って写真をあげるんだけど、これがイエロータイムと長谷部(=くろねこ)とモザイク(目線?)入った飯田美和の集合写真だったもんだから小松が激おこ。
「ちょっと大人しくしてやってたら人の聖域にまで手出しやがって」ってブチ切れてるけど、他責思考すぎてウケる。
イエロータイムとお近づきになれたかもしれないチャンスをぶっ潰したのは自分だし。長谷部をあんなこっぴどく振る必要はなかったし。ちゃんとさ、真摯に対応してたら長谷部からイエロータイムを紹介してもらえてたかもしれないし。
実際、飯田美和がイエロータイムと絡んでるしね。
小松には「因果応報」という言葉を教えてあげたい。
今回が飯田美和と小松のバトル序章って感じだったから、2人の本格的なバトルは次11話かな~。
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『新卒の美和ちゃん』が気になる人におススメの漫画
あざとく、かわいく、したたかに~私のこと、かわいいだけだと思ってた?~/前田アラン
『新卒の美和ちゃん』の飯田美和や小松と同様、「あざと女子」が主人公の本作。
飯田美和VS小松のようなあざと女子たちのマウントバトルではなく、自身の可愛さを自覚して武器にしている主人公が、社内のクソ野郎たちを潰して「ヒトダスケ」をしていくという勧善懲悪ストーリー。
基本的に悪いやつは成敗されていくからスカっとする。…んだけど、結構キツめの話もある。
特に、主人公と同期である超美形イケメン・日向(ひなた)くんの毒親問題。あれほんとキツかった。あんな母親いたらそりゃ壊れるわ。この毒親事件も、日向(ひなた)くんがかわいそ過ぎてツラかったけど、最後はいい形でおさまったので安心して読んでほしい。ちょっと泣けた。
主人公のあざと女子・栗原スイにも暗い過去がありましてね、なんで「ヒトダスケ」をしているのかも、その過去にかかわってるっぽい。
だんだん主人公の過去が明かされてきててワクドキだし、基本的に「悪人は成敗!」だからスカッとするし、可愛いを自覚している主人公のしたたかさに感心するのでおススメ。ぜひ読んでほしい!



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