小松と中村のお付き合い終了。
いやいや早っ!10巻で付き合い、11巻始まって数ページで中村を振る小松。切り捨てんの早っ。
◆今回11話の見どころ(読みどころ)
✓中村から長谷部にのりかえようとする小松
新卒の美和ちゃん~社内探偵外伝~11話
ざっくりあらすじ
イエタイ(イエロータイムという小松が好きなバンド)に近づくため、長谷部をターゲットにし、中村をバッサリ切り捨てる小松。
さっそく長谷部に接触し、こっぴどく振ったことを謝罪し、「私も長谷部のこと好きになってもいい?」と告白(?)する。
感想 ※多少ネタバレあり
大谷と飯田美和がつながってる
小松にフラれ、SNSもブロックされてしまって落ち込む中村を、二人で飲みながら大谷が励ますってシーンがあるんですけどね。
中村と大谷、サシ飲みするくらいには仲いいんだね。意外だった。中村が大谷を毛嫌いしてるんだと思ってたけど、二人の会話を見る限り、前からそこそこ仲いいんだなという印象。
その酒の席で、中村が小松と付き合っている(いた?)ことを言っちゃって、その話を聞いた時の大谷の顔ったら。「おもしれーこと聞いちゃった♡」みたいな悪い顔。
中村から根掘り葉掘り小松との話を聞きながら、飯田美和に「面白ニュースなんだけど」ってメッセ送ってんの。
え、大谷と飯田美和ってつながってたんだ?中村と大谷が仲いいのもびっくりだったけど、大谷と飯田美和のつながりにもびっくり。
中村と小松に関してのこの情報は、暗躍中の飯田美和にとっては最高の材料だったでしょうね。これが小松への攻撃にどう生かされるのか。
あと、大谷はしみじみ性格悪い。中村に「絶対誰にも言うなよ」って念押しされて直後に、飯田美和へ「面白ニュース」っつって情報流してるし。口が軽くて信用できない男ということはよくわかった。
中村から長谷部にのりかえようとする小松
前回の感想で「小松と中村すぐ別れそう」って書いたけど、別れるの早すぎワロタ。
イエタイのメンバーとお近づきになりたいという理由で、イエタイの友人である長谷部をロックオン。
この小松の長谷部への接触の仕方、うまいな~と思った。
長谷部って、小松が一度振った相手じゃん?その相手に告白するって時に、「私のこと好きなんでしょ?付き合ってあげてもいいよ?」って態度じゃなくて、「私も長谷部のこと好きになってもいい?」って上目遣いのうるんだ瞳で見つめるの。
このシーンだけ見たら、恋愛漫画の主人公が好きな男に告白する超重要シーン。
少なからず好意を持ってる人に「好きになってもいい?」って聞かれたら「どうぞどうぞ」ってしかならないよね。
これ、小松は勝ちを確信してる(=長谷部がOKすると思ってる)けど、絶対返事NOでしょ。長谷部の答えは描かれてなくて次号に続くって状態だけど、絶対NOでしょ漫画的に!
長谷部はすでに、飯田美和の手駒になっていると思う。
『新卒の美和ちゃん』が気になる人におススメの漫画
あざとく、かわいく、したたかに~私のこと、かわいいだけだと思ってた?~/前田アラン
『新卒の美和ちゃん』の飯田美和や小松と同様、「あざと女子」が主人公の本作。
飯田美和VS小松のようなあざと女子たちのマウントバトルではなく、自身の可愛さを自覚して武器にしている主人公が、社内のクソ野郎たちを潰して「ヒトダスケ」をしていくという勧善懲悪ストーリー。
基本的に悪いやつは成敗されていくからスカっとする。…んだけど、結構キツめの話もある。
特に、主人公と同期である超美形イケメン・日向(ひなた)くんの毒親問題。あれほんとキツかった。あんな母親いたらそりゃ壊れるわ。この毒親事件も、日向(ひなた)くんがかわいそ過ぎてツラかったけど、最後はいい形でおさまったので安心して読んでほしい。ちょっと泣けた。
主人公のあざと女子・栗原スイにも暗い過去がありましてね、なんで「ヒトダスケ」をしているのかも、その過去にかかわってるっぽい。
だんだん主人公の過去が明かされてきててワクドキだし、基本的に「悪人は成敗!」だからスカッとするし、可愛いを自覚している主人公のしたたかさに感心するのでおススメ。ぜひ読んでほしい!
『あざとく、かわいく、したたかに』を試し読みしてみる?してみて!





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