桐山、会社辞めるってよ。
ええ~桐山が会社辞めたら小夜との恋人ルート絶望じゃん。高端がすごくがんばって小夜とデートする約束をとりつけましたが、桐山がんばってくれよ!どうなんのこれ。
ということで25話感想です。
GAME~スーツの隙間~25話(26巻)/西形まい
ざっくりあらすじ
小夜にフラれたものの、再度告白する高端だが、やはりフラれる。しかし粘って粘って、一度2人で遊ぶ約束をとりつける。
一方、桐山は小夜に「この会社を辞める」と告げる。
感想※ネタバレ注意
高端しつこいな。
フラれてもまた告白して、遊ぶ約束とりつける根性はすごいと思うけど、しつこい。
私、高端みたいなキャラクター嫌いなんです。「ウザいフリして実はめっちゃ空気読んでる」とかだったらいいんだけど、この人ほんとにウザいだけじゃん?イケメンであったとしても嫌いなレベルなのに、イケメンでもないからなおさら。
フラれても、「一回遊んでみてそれでもダメならあきらめる」って理由で遊ぶ約束をとりつけるんだけど、二人で出かけるっていうデートらしきものは前に一度してるよね。
そこで、高端の男友達が登場して高端に感謝してるって褒めてて、その話を聞いて、小夜は高端のことを「ちょっと見直したわ」って言ってたのよ。
その高端エピソードは、高端を嫌いな私でも「高端いい奴だな」って思うくらい良いエピソードだったんだけど、それ聞いて高端に落ちなければもうこの先落ちることないよ。もうあのエピソードが高端のピーク。これ以上はもうない。
だから小夜と高端のデートで小夜が高端に惚れることは絶対ない。小夜も言ってたしね。「あきらめてもらうための儀式みたいなものだから期待は一切しないで」って。ほんとそう。高端の気持ちに区切りをつけるためのデートで、小夜にとってなんの意味もない。
そして一方桐山。
小夜に「会社辞めます」宣言しました。
前話で「相手(好きになった相手=小夜)と離れるまでです」って言ってたの、物理的にも離れるって意味だったのかー。23話(24巻)で、引き抜き?っぽいシーンあったもんね。
辞める理由が「この会社で遊ぶことに飽きただけ」って…。ええ…とは思うけど、でも辞める理由としてこれ言われたら、もう引き止められなくない?「そっかぁ」つって。
「また新しいゲームを探しに行く」って小夜に言ったのは、「別の環境で新しいセフレ探すわ」って意味だろうな。1話で、セフレ関係のことを「ゲーム」って言い方したの小夜だしね。
別れ際に小夜のヒールが折れて、とっさに桐山が小夜を支えたシーン。小夜を抱きしめようとしてできなくて空を握りしめた桐山のあの手!
せつねぇ~。前話の感想でも書いたけど、お互い好きなら付き合っちゃえよ!なんで離れるんだ桐山。
桐山が会社辞めたらもうほんとに小夜とくっつく未来がみえません。小夜も桐山も動かないとなると、くっつかないという結論で物語が終わるんですけど。
今回、高端が小夜と桐山の関係にちょっと気づいた描写があったので、動くとしたら高端か?高端嫌いだから、小夜と高端のデート話はどうでもいいんだけど、桐山と小夜がくっつくために何かしら動くのだったら高端応援する!がんばれ高端!!
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