前話は、高端が小夜に告白!前話で小夜の答えは描かれなかったので、今回返事がどうなったかわかるかな?というか、読むまでもなく”NO”だろうなとは思うよね。
実際答えは”NO”だったわけですけど。
今回「え!?」ってなったのは、桐山が小夜への恋心を自覚したにもかかわらず、恋人になる気はないってこと。
ということで、24話のネタバレ含む感想です。
GAME~スーツの隙間~24話/西形まい
ざっくりあらすじ
小夜に告白した高端だったが、玉砕する。
落ち込む高端は桐山を飲みに誘い、そこで小夜にフラれたことを報告。今後のアプローチについて桐山からアドバイスをもらう。
高端との話の中で、小夜への感情が恋だと自覚する桐山だが、「その相手(小夜のこと)とは離れるまでです」と宣言。
感想※ネタバレ注意
いやなんで?なんで桐山そうなっちゃうの???
桐山、小夜にゲーム終了宣言されてから、小夜を気にしてる描写があったから、「相手が離れちゃって自分の気持ちに気づいて小夜さんを追いかける流れでしょこれは!」と思ってたら、追いかけるどころじゃねぇ。なんでこの子、より離れようとしてるの?
桐山がこんなに”恋”を嫌う理由なんなんだろう。恋をすると死ぬ病気にでもかかってるのか?
そもそものこの”ゲーム”という名のセフレ関係、始まったきっかけは、桐山が小夜を口説いて口説いて、一夜を過ごして「つき合ってみますか?」って提案したら、小夜が
「お互い本当に好きになるまでつき合わない」
「お互い他に好きな人ができたらおわり」
っていうルールの遊びをしましょう、って持ち掛けたことなのよ。これがゲームのきっかけ。
一言でいうと身体だけの関係ってことね。
その時、桐山は「本気にさせてみせますよ」って言ってるの。
最初にお付き合いを提案したのは桐山で、それを蹴ってセフレ関係を持ち出したのは小夜。そんな小夜に「本気にさせてみせますよ」って言ってた桐山が、小夜への恋心を自覚して離れていくのほんとになんで???
当初のルールで考えれば、お互い本当に好きになったんだから、お付き合いすればすべて丸く収まる話なのでは。
いつの間にか、「相手のことを本気で好きになってしまったらこの関係は終了」というルールに変わっている気がする。
そんなルールの付け加えとか変更あったっけ?
今回、桐山のセリフでもう一つ気になったのは、「僕にとってセックスは生きていて唯一楽しいと感じられるもの」「セックスに”楽しい”以外の感情を必要としていません」というもの。
人生で楽しいと思えるものがセックスだけって、ええぇ…。楽しいと思えるものが一つだけでもあってよかったかもしれないけどさ、ええぇ…。
どういう幼少期をすごされたのでしょう?桐山。やりたいこととか、あらゆるものを抑えつけられて育ったのか。
セックスに楽しい以外の感情はいらないっていうのも、「だから恋愛感情は不要」ってつながるみたいなんだけど、ここも意味わからないな。
小夜のことを好きだから、「格別に身体の相性が良い」と感じるのかもしれないよ?だとしたら、恋愛感情を持っていて、その好きな相手とセックスすると楽しさMAXになるってことよ?唯一の楽しみであるセックスがより楽しいものになるのなら、恋愛感情を拒否する意味はないのでは。
恋愛感情を自覚したから離れていく、という流れがびっくりした。
桐山がアクションないとなると、ほんとに小夜とくっつくことなくなるのでは…。2人のハッピーエンドがみえなくなってきたけどこれ大丈夫なの?
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