霧島の過去編続き。
前回は中学生霧島が、吉乃に会いに大阪に行って、吉乃と目が合ったシーンで終わり。
今回の過去編は、霧島が吉乃にメロメロに惚れてるってことがよくわかる話でした。
重要なところは、染井蓮二と霧島の約束が交わされるシーン。
来世は他人がいい35話後編/アフタヌーン2023年10月号掲載
ざっくりあらすじ
霧島過去編最後。1巻の前日譚が描かれる回。
蓮二(染井組組長。吉乃の祖父)から、吉乃との婚約の話を持ち掛けられる霧島。
蓮二の話を引き受け、吉乃と過ごす日々で、霧島は吉乃にどんどん惹かれていく。
感想※ネタバレ注意
最後のページの霧島の笑顔ったら!
吉乃にメロメロになってる霧島の笑顔ったらもう!
翔真推しの私ですが、今回の話読んだら霧島にかたむきそうなくらい霧島可愛かった。
霧島、ほんとに吉乃のこと好きなんだなぁ。
染井蓮二と霧島の約束って?という謎が前からあったんですが、それが今回で描かれました。まさに1巻の前日譚。こういう流れで吉乃は東京に来ることになったんだね。まぁ前から言われていたとおり、理由は吉乃を守るためなわけですけど。
印象的なシーンは、霧島が染井蓮二に「吉乃と一緒にいたら”死ぬほど怖い”がどういうことかわかるかもよ?」って言われて、霧島が吉乃と関わっていく中で、染井蓮二に言われたことを理解するっていうとこ。
染井蓮二が言った「”怖い”がわかる」は、「吉乃が怖い」ってことじゃなくて、「吉乃を失うことが怖い」ってことね。
霧島、幼少期から感情が抜け落ちてる感があるよね。「”楽しい”って何?」て真顔で父親に聞いてたもんね。
感情欠落してて常にニコニコしてるって、るろうに剣心の宗次郎を思い出すんだけど、宗次郎は幼少期の虐待でそうなったんであって、霧島が感情欠落してる原因がわからん。生まれつき?
大阪でのゴタゴタの後、東京に戻ってから、吉乃が霧島を72時間徹底的に無視する話あったじゃん?
やっと部屋から出てきた時の吉乃の恰好が好きでさ。ロングヘアをまとめたヘアスタイルも、ひらひらした白いワンピースも。霧島も天照大神みたいって言ってたみたいに、女神様みたいなキレイな恰好。
その恰好で、霧島と吉乃の2人でファミレスデートしてる様子が今回描かれてるんだけど、なんか吉乃がやけに色っぽいというか可愛く描かれてるなと思ったの。
理由わかったわ。
この吉乃、霧島視点の吉乃だからだ。
霧島から見た吉乃、こんなに可愛いんだ。しかも吉乃に72時間無視され続けてずっと吉乃不足でいたところに、あんなにキレイな恰好した吉乃が登場したらそりゃもう好きが止まらないだろうね。
あの最後のページの霧島の嬉しそうな笑顔よ。メロメロかよ。メロメロだよあれは。
アオリ文も大変よかった。「おお…そうだな」ってなった。
今回の話は、霧島推しの人にはぜひとも読んでほしい。より霧島のことが好きになると思う。
翔真推しの人は、霧島にかたむいちゃうかもしれないという心構えで読んでほしい。私はかたむきかけたけど、それでもやっぱり翔真推し。翔真は、吉乃をめちゃくちゃ大切にしてる感じがとても良いです。
単話でも購入は可能だし単話だとアオリ文もちゃんと残ってるし!
霧島の過去編は今回で最後とのことなので、次回から現在の話に戻るのでしょう。
霧島はどこに行ったのか?吉乃は霧島を見つけることができるのか?VS周防薊はどうなる?気になることはいっぱいあるので次回も楽しみ~。
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