本作品、ヤクザ関係者の登場人物の名前に植物の名前が入ってるので、その花言葉も調べてみました。
来世は他人がいい/小西 明日翔(こにし あすか)/登場人物
関西組
染井 吉乃(そめい よしの)
画像左側の女性。大阪ヤクザの組長の孫娘。17歳。
祖父の蓮二(染井組組長)によく似ていて、「若い時の蓮二が女になったみたいだ」とよく言われる。
美人だが、本人曰く「この顔のせいで中学のときから『梅田のホステス』『バツイチ子持ち』とか散々呼ばれて」、ヤクザの孫娘という事実もあわさって、彼氏どころか友人もいない処女。
組長である祖父のお膳立て(?)で、東京ヤクザの総長の孫息子である霧島と婚約することになり、東京の高校に通う。
東京にいる時は「郷に入っては郷に従え」ということで標準語で話すが、怒りなどで感情が高ぶると大阪弁になる。
霧島に対して好意はなく、「霧島を自分に惚れさせてから、1年後に霧島を捨てて大阪に帰る」ことを目標に東京で過ごしている。
じゃんけんで負け、霧島と付き合うことに。
作者曰く、「常識人の皮をかぶった頭おかしい人」。
染井 蓮二(そめい れんじ)
関西最大の指定暴力団4代目桐ケ谷組直系染井組組長。会社員で例えると次期社長確定のエリート中のエリート。喫煙者。
ノリが軽い吉乃の祖父。深山 萼(霧島の祖父)とは若い頃から仲がいい。
飴ちゃんを持ち歩いている。
昔三股かけてるのがバレて、女性3人に川に突き落とされたことがある。「正直死んだ思った」。
写真大好きでことあるごとに写真撮るが(撮られる側)、動き回るので2割方ぶれる。
<『来世は他人がいい』設定集より>
15の時、あまりに非行を繰り返すため、母親が近所のヤクザに「根性叩き直してください」と頼み込んで渡世入り。
顔が広く、友人は多い。
布袋 竹人(ほてい たけと)
染井組構成員。20代前半の頃、年の離れた妹がいるという理由で吉乃の世話を任された、実質吉乃の育ての親。喫煙者。
背中に虚空蔵菩薩の入れ墨がある。
<『来世は他人がいい』設定集より>
組長側近。主にボディーガードを務める。蓮二からの信頼は篤く、最低限の人数で赴かないといけない用件の時は必ず同伴する。大学時代は射撃部。未婚。ヤクザとして生きる上で弱点を作りたくないという理由から、今後結婚するつもりもない。
16年吉乃の面倒をみつづけてきて、組の中で吉乃が一番信頼を寄せている。布袋自身も吉乃の成長を生きがいとしていたフシがあり、吉乃が東京へ行くことが決まった際、正直泣いた。
鳥葦 翔真(とりあし しょうま)
画像左側。
8歳の時に母親が階段から転落して死去。父方の祖母に預けられ、祖母が他界後は父方の伯父の家庭に預けられるが、伯父との仲が良くなかったため、養護施設へ。
中学進学をきっかけに父親と暮らすようになるが、この父親がクズの中のクズ。翔真を引き取った理由も「息子の面倒みたら親戚から金だしてもらえたから」。典型的ネグレクトで育つ。
中学3年の時に染井組のヤクザに喧嘩を売り、組長(蓮二)に拾われ、蓮二が事実上の養父となっている。吉乃の2歳上で、同じ中学校だった。沢芝高校卒業後、京都の私立関西千稜大学に通っている。
背中に龍、両腕に鯉、肩から腕にかけてソメイヨシノの入れ墨をしている。
常に気怠げなイケメン。痩せの大食い。翔真の食費だけで毎月5万はかかってる(布袋談)。喫煙者。バイク乗り。
吉乃のためなら人も殺すし、吉乃のために命を張る。
霧島のことが嫌い。霧島の話題になったり霧島に実際会うと舌打ちする。
嫌いなもの:京都の女(というか椿)。椿とは死ぬほど仲が悪い。
明石潟 椿(あかしがた つばき)
吉乃の従姉妹(吉乃の祖父の愛人の娘の娘)。大学入学に伴い、京都から横浜に引っ越してきた。
小学生の頃からインターナショナルスクールに通い、大学は9月入学の国際系学部。
生粋のお嬢様。色白で黒目が大きく、黒髪ロング。見た目は清楚だが股はゆるい。
吉乃「霧島の好みドンピシャの”女に嫌われそうな女”」。
祖父である蓮二のことを崇拝し、恋愛感情として愛している。蓮二にそっくりな吉乃のことも大好き。
よく「いやん♡」って言う。
吉乃が腎臓を売りたいと言った時に協力した人物。母親の恋人が、「医療界のヤクザ」と言われる京都堂清会病院の院長。
嫌いなもの:蓮二以外の大阪の男(というか翔真)。翔真とは死ぬほど仲が悪い。
廣田 杏介(ひろた きょうすけ)(旧姓:染井)(写真のみ)
故人。蓮二の息子で吉乃の父。吉乃とあまり似ていない(霧島談)。
びっくりするくらい普通だったとのこと。成績は良くて中の上。運動音痴。バレー部だったが常にベンチ。ケンカは死ぬほど弱く、ヤクザも嫌いだったため、高校を卒業後にすぐ家を出て19歳で結婚。婿養子に。酒も飲まない。
吉乃が生まれる前に、交通事故で死亡(とのことだが、何かありそう)。→蓮二から「殺された」と発言あり。
※追記※
吉乃が生まれた日にヤクザに殺された。
廣田 ひとみ(ひろた ひとみ)
吉乃の母。死ぬほど不器用な根っからのお嬢様。吉乃の能天気なところは母親似。
6巻27話で初登場。
関東組
深山 霧島(みやま きりしま)
東京ヤクザの総長の孫息子。吉乃と同じ17歳で、吉乃と同じ高校に通う。11月13日生まれのさそり座。門限は夜の1時。
いつもニコニコしている一見好青年だが、ドSの皮をかぶった無慈悲な変態ドM男。お酒飲みそうな顔してて下戸。
背中に虎、両腕に龍の入れ墨がある。
小学5年の時に、同級生上級生合わせて20人の身体中の骨をへし折るというヤバめの暴力事件を起こし、深山総長に引き取られている。
初めて彼女ができたのは小6か中1。本人曰く「彼女というよりパトロンだった」。その”彼女”たちに家事を一通り叩きこまれた。
「死ぬほどワガママな女に人生メチャクチャにされたい」らしい。吉乃曰く、「何を考えているのかわからない救いようのないクズ野郎」。
一言で言うとヤバい奴。
深山 萼(みやま がく)
関東最大の指定暴力団5代目砥草会直系深山一家総長。喫煙者。
霧島の祖父、となっているが、実際は祖父ではなく大叔父(霧島の実祖父の双子の兄)。自身の子どもも孫もいない。
下戸でお酒に弱く、飲んだらすぐ寝る。甘いものが好き。写真嫌いで、若い頃の写真は10枚しか残っていない。そしてその10枚すべてに蓮二が一緒に写っている。
なんかシュっとしてる男前(吉乃談)。若い頃の萼と霧島が瓜二つ。
賭け事にめっちゃ強い。
<『来世は他人がいい』設定集より>
祖父は医者、父親と弟は銀行員という、萼以外の一族全員堅い職業職業に就いていて、一族とはほぼ絶縁状態。
秘密主義でマキャベリスト(目的の為なら手段を選ばない人間)。
橘 葵(たちばな あおい)
深山一家の構成員。スキンヘッドの男。喫煙者。
深山一家の若い衆の中で、唯一霧島と普通に喋れる人。
兄貴って呼ぶと嫌がる。名前で呼んでも嫌がる。
稲森 颯太(いなもり そうた)
深山一家の構成員。ドレッドヘアの男。
吉乃が「東京で初めて普通のいい人に会った」と感涙したいい人。
よく料理してる。
周防 薊(すおう あざみ)
吉乃を狙う謎が多い男。口に大きい傷があり、常にマスクをしている。首から右腕にかけてタコの入れ墨がある。「周防 薊」は本名ではない。
ヤクザではないが、ヤクザ相手に商売をしている、銃と薬物の密輸の元締め。
写真を残されると、その度に整形して顔を変えている。
「染井蓮二を殺したい」という直談判を吉乃にするために吉乃を拉致した。
秋目 日司馬に雇われている?
赤パーマの男(本名:南 龍一(みなみ りゅういち))
周防薊と行動を共にする謎の男。
「天パ」と言われるとブチ切れる。翔真や霧島とやりあえるほど強い。
元々は少数精鋭の大陸系マフィアである二頭會の構成員だったが、今は離反して周防薊と組んでいる。
霧島と関係をもつ女性
彩乃(あやの)
霧島のセのつくお友だち。グラビアアイドル。
自分より美人な女は全員嫌い。よって吉乃のことも嫌い。
汐田 菜緒(しおた なお)
3年前の霧島の元カノ(というかセフレ?)。
元子役→親の仕事の都合で海外へ→清篤大のミスコン優勝→キー局女子アナ内定、という経歴。
霧島と同じ湊羽山小学校に通っていた。
菜緒が大学1年の時に霧島と知り合い、夏休みで日本にいた短い期間しか付き合ってないが、ほぼ毎日やることやってた間柄。菜緒にとっては思い出したくない黒歴史っぽい。
赤座興業
本家・砥草会の三次団体(本家を1としたときに上から3番目)。ちなみに霧島たち深山一家は2番目。
赤座会長
赤座しおりの父親。娘のしおりをとてもかわいがっている。
「赤座しおり事件」の後、除籍(実質破門)となる。
赤座 しおり(あかざ)
赤座会長の娘。19歳。神奈川県の短大に通っている。左二の腕に刺青をいれている。
会長が40の時にできた子ということで、目に入れても痛くないほど可愛がっているという。
素行は良いとは言えないが、際立って悪くもない。少なくとも保護処分歴はない。
「赤座しおり事件」の後、海外へ高飛びした。
多田 敦史(ただ あつし)
赤座興業の準構成員。ホスト上がりで、その後は都心で飲食店を数店舗経営。ヤクザの準構成員ということを除けばいわゆる青年実業家。
赤座しおりと元々遊び仲間で、準構成員になったのも赤座しおりがきっかけ。
「赤座しおり事件」の際に、死体で発見された。
関東剛友会(かんとうごうゆうかい)
関東の任侠組織の親睦団体。年に4回食事会があり、加盟している組織(砥草会、片喰会、石蕗会、姫虎尾会、桐ケ谷組)の最高幹部が集まる。ヤクザサミット。昔は関東の博徒組織じゃないと加盟できなかったが、最近新しく関西の桐ケ谷組が加盟した。
染井 蓮二(そめい れんじ)
桐ケ谷組若頭補佐
菅 蘭蔵(すが らんぞう)
姫虎尾会理事長
馬酔木 菖(あせび しょう)
石蕗会理事長
欅 葛人(けやき かつと)
石蕗会理事長
深山 萼(みやま がく)
砥草会会長代行
秋目 日司馬(あきめ ひしば)
砥草会統括委員長。
砥草会を本家とする竜舌一家の総長。蓮二、萼と若い頃からの付き合い。
染井蓮二を殺そうとしているっぽい怪しい動きをしている。周防薊の雇い主?
海老根 礼史(えびね れいし)
剛友会会長兼片喰会会長
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