前回のネタバレ感想
ハコヅメ~交番女子の逆襲~126話/泰 三子(やす みこ)/モーニング2020年34号掲載
ざっくりストーリーまとめ
奥岡島事件の情報収集斑秘匿捜査員・伊賀崎へ猿渡署長が事件の詳細を聞こうとするが、伊賀崎は質問をのらりくらりとかわす。だが、密売グループのリーダーであるジョージについて、「町山からそう遠くない場所で今も生きていると思います」と話す。
町山のとある場所で、51歳になったジョージは娘と晩ご飯を食べていた。娘との会話の中でちょっと揉めてしまい、娘は家を飛び出してしまう。娘は藤に保護されていて、ジョージが交番まで迎えに行くと、そこには源モジャがいた。
感想 ※ネタバレ注意
やっぱりジョージ生きてたよ!
前回の話で、鬼瓦教官が「ジョージはどっかで野垂れ死んでる」って言ってたけど、奥岡島事件の準レギュラーみたいなキャラが、ちゃんと死んだ描写もなく死ぬとは思えませんからね!
娘との様子を見るに、ジョージ、ちゃんとお父さんじゃん…
“密売グループのリーダーで倫理観ぶっ壊れてる冷酷な人間”が、15歳の娘のお箸の持ち方を注意している。なんとも不思議な光景。
ワンピースがアメリカでアニメ放映された時に、サンジのタバコがチュッパチャップスに変えられた時みたいな気持ち。あ、そこは気にするんだ…みたいな。
ジョージと娘の関係は良好。娘、いい子だなぁ。
ジョージと娘の晩ご飯中、娘が彼氏にフラれたって話をするの。その原因がジョージだったのね。彼氏のお母さんが、ジョージの悪い噂(売人や、未成年の女の子達を騙して捕まった人と付き合いがある)を聞いて「うちの子には関わらないで」って娘に直接言いに来たみたい。
この”悪い噂”がほんとにただの噂だったらよかったけど、事実だからね…。
娘はかわいそうだけど、私は彼氏のお母さんの気持ちわかる。自分の子の恋人の家族が前科持ちってわかったら、マジか~…ってなる。なるべく関わらないでほしいからもちろん別れてほしいし、一万歩譲って付き合いを認めたとしても結婚は絶対に無理。なんとしても別れてもらう。
ジョージのせいで彼氏と別れたのにさ、娘は全然ジョージを恨んでないの。「噂だけでお父さんを悪く言う人なんてこっちから願い下げだよ」なんて言ってさ。
ジョージ、娘のお母さん(籍を入れていないみたいなのであえて”奥さん”とは書かない)のことも娘のことも心から愛してるって言ってたけど、その言葉はほんとなんだなって思った。娘がお父さん大好きっ子に育ってるから。娘のお母さんにも、娘にもほんとに優しく接してきたんだろうなって。
で、ジョージが「家族に迷惑かけられないから、ここを出ていく。海外に移住する」って話をしたら娘が怒って家を出ていっちゃって、たぶんいつものジョージだったらすぐ追いかけたんだろうけど、『捜査の手がいつ俺にのびてもおかしくない』って、捕まるおそれを考えて外に出ていけないのね。
そんで、娘から電話きてとったら、藤が娘を保護してて、交番まで迎えに来てって言われて、めちゃめちゃ警戒して交番まで迎えに行ったらそこに源モジャがいて、奥の部屋に案内されるというのが今回の話。
アオリに「これは偶然?必然?世代を越えて源と譲二が対峙する!」って書かれてたけど、これは必然でしょー!偶然だったら因縁すぎる。
頭のきれるジョージをおびきだすためには、警察も相当慎重になるはずだしね。これが警察の罠ではないとしても、ジョージの娘を保護した交番に源がいたのは偶然じゃないと思う。
源を見た時の「刑事がいる…」って反応した時のジョージの目こっわw
「源」って名前をジョージが忘れているはずないし、顔は閣下似だし、「源」の息子だって気づいているはず。
次号の2人のやりとり、ワクワクすっぞ!!
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