来世は他人がいい14話前編/小西 明日翔(こにし あすか)/講談社/アフタヌーン2019年7月号
登場人物
染井 吉乃(そめい よしの)
大阪ヤクザの組長の孫娘。高校3年生。
組長である祖父のお膳立て(?)で、東京ヤクザの総長の孫息子である霧島と婚約することになり、東京の高校に通う。
深山 霧島(みやま きりしま)
東京ヤクザの総長の孫息子。吉乃の婚約者。
いつもニコニコしてて優男に見えるが、めっちゃヤバい奴。
吉乃を(物理的に)傷つけたヤツはもれなく霧島にボコボコにされる。
鳥葦 翔真(とりあし しょうま)
蓮二が事実上の養父となっている。現在大学生。背中に龍、両腕に鯉、肩から腕にかけてソメイヨシノの入れ墨をしている。
痩せの大食い。
霧島のことが嫌い。霧島の話題になったり霧島に実際会うと舌打ちする。
ストーリー ※ネタバレ注意
本日発売のアフタヌーンに「来世は他人がいい」最新話が載っています。単行本の続きです!
今回から大阪編ですので翔真が久しぶりに出てきます。思いの外チンピラみたいになりました。笑 pic.twitter.com/ZIYlOR9CVg— 小西明日翔 (@3Fe2O2Fe3O4) May 25, 2019
大阪に来た吉乃と霧島。
吉乃はチャキチャキ買い物を済ませ、霧島はその後をついていく。
駅から出て、タクシーに乗り込む。
タクシーの窓から外の景色を見ながら、(帰ってきたって感じがする)としみじみする吉乃。
(霧島にとっては完全敵地(アウェー)か)と気づき、「なんかごめん 色々連れ回して」と霧島に話かけると、
「いや全然大丈夫 吉乃が楽しそうだと俺も楽しいし」
「怒ってる顔も可愛いけど やっぱり笑ってる顔が一番可愛いね」
と、聞いてる方が恥ずかしくなる答えが返ってきた。
何かに気付き、吉乃はお目当てのお好み焼き屋さんの前でタクシーから降りる。
「ちょっとアンタ!こんなとこで何やってんのよ!」と声をかけた相手は、たこ焼きを食べながらラムネを飲んでいる翔真。
「吉乃さん迎えにきたんです」と言う翔真と話していると、霧島がタクシーから降りてきた。
「お久しぶりです 鳥葦翔真さん」と霧島が話しかけるが、翔真は無言で舌打ちをするだけ。
そこにお店のおばちゃんが二人に割って入って来て、お客さんも巻き込んで注目は霧島に。
「久しぶりにええ男見たわ~ これオバちゃんからお小遣い♡」と、複数のオバちゃんからお小遣い(小銭)をもらう霧島。
「アンタすごいな…顔いいってだけで金もらったで…」
「なんかそういう職業付けるんちゃん?」と呆れながら感心する吉乃。
そんな二人の様子をタバコを吸いながら無言で見つめる翔真。
次話につづく
感想
始まりました大阪編。
今回は導入っていうか、完全に序章でした。
吉乃と霧島の会話の中で、吉乃が「アンタ本当にやることないわよ」って言って、霧島が「もしそうなったら一人でどこか散策するよ」って返すんですけど、これ”元カノが参加するイベントに行ってくる”ってことよね!?
霧島の元カノ、これからどう絡んでくるんだろう…
話のタイトルが「無関心ならいっそ嫌われたほうがいい」ってなってますけど、元カノを利用して、吉乃に嫌われたい(っていうか関心をもってほしい)ってこと??
今回、一番印象が強かったのは大阪のオバちゃん。
オバちゃんつえー。
次回は、「霧島が吉乃の部屋へ!」ですって。
ということは、元カノ関連の話はまだちょっと先ですかねー。
楽しみ~
コメント