来世は他人がいい3巻ネタバレ感想 霧島「永遠に吉乃のことが好きだ」

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来世は他人がいい3巻/小西 明日翔(こにし あすか)/講談社/掲載誌:アフタヌーン

来世は他人がいい 3巻

[著]小西明日翔

登場人物 ※ネタバレ注意

染井 吉乃(そめい よしの)

大阪ヤクザの組長の孫娘。

組長である祖父のお膳立て(?)で、東京ヤクザの総長の孫息子である霧島と婚約することになり、東京の高校に通う。

東京にいる時は「郷に入っては郷に従え」ということで標準語で話すが、怒りなどで感情が高ぶると大阪弁になる。

 

深山 霧島(みやま きりしま)

東京ヤクザの総長の孫息子。吉乃の婚約者。

吉乃曰く、「何を考えているのかわからない救いようのないクズ野郎」。

 

染井 蓮二(そめい れんじ)

関西最大の指定暴力団4代目桐ケ谷組直系染井組組長。

ノリが軽い。吉乃の祖父。

 

鳥葦 翔真(とりあし しょうま)

蓮二が事実上の養父となっている。現在大学生。背中に龍、両腕に鯉、肩から腕にかけてソメイヨシノの入れ墨をしている。

痩せの大食い。霧島のことが嫌い。

 

橘 葵(たちばな あおい)

深山一家の構成員。スキンヘッドの男。

深山一家の若い衆の中で、唯一霧島と普通に喋れる人。

 

稲森 颯太(いなもり そうた)

深山一家の構成員。ドレッドヘアの男。

吉乃が「東京で初めて普通のいい人に会った」と感涙したいい人。

 

明石潟 椿(あかしがた つばき)

吉乃の従姉妹(吉乃の祖父の愛人の娘の娘)。大学入学に伴い、京都から横浜に引っ越してきた。
小学生の頃からインターナショナルスクールに通い、大学は9月入学の国際系学部。

生粋のお嬢様。色白で黒目が大きく、黒髪ロング。
吉乃「霧島の好みドンピシャの”女に嫌われそうな女”」。

祖父である蓮二のことを崇拝し、愛している。蓮二にそっくりな吉乃のことも大好き。

よく「いやん♡」って言う。

 

汐田 菜緒(しおた なお)

3年前の霧島の元カノ(というかセフレ?)。

元子役→親の仕事の都合で海外へ→清篤(せいとく)大のミスコン優勝→キー局女子アナ内定、という経歴。

霧島と同じ湊羽山(みなとはやま)小学校に通っていた。

菜緒が大学1年の時に霧島と知り合い、夏休みで日本にいた短い期間しか付き合ってないが、ほぼ毎日やることやってた間柄。菜緒にとっては思い出したくない黒歴史っぽい。

 

箇条書きあらすじ ※ネタバレ注意

第十話 悪女、もしくは破滅を呼ぶ女

・霧島、翔真に嫉妬していることを吉乃に話す。「嫉妬で頭がイカれそうだ」

・吉乃、1年経ったら大阪に帰る計画だが、もし万が一霧島に惚れることがあれば、このまま東京に住み続ける宣言。

・吉乃「中途半端に真人間装うくらいやったら世界で一番頭おかしい男になれ」

・霧島「俺は吉乃が吉乃である限り 永遠にずっと吉乃のことが好きだ」

第十一話 頭がいいのか馬鹿なのか

・吉乃が夏風邪をひく。熱が高すぎ(39.8度)て体調悪すぎると「め”ぇ~~~」となく。

・眠っている間に殺される可能性があるため、霧島は人がいるところでは寝ない。

・吉乃が東京に1年いることは、霧島と蓮二(吉乃の祖父。組長。)との”約束”であるらしい。

 

第十二話 椿姫

・新キャラ、”椿”登場。吉乃の1つ年上のいとこで、大学生。吉乃曰く、「霧島の好きな、『女に嫌われそうな女』」。

・霧島から「吉乃の腎臓はどこに?」と追及を受ける椿。

・吉乃は、腎臓を売ることを椿に依頼しており、椿はそれを受けて腎臓はとらず、死ぬギリギリまで血をとった(1500ml)。

 

来世は他人がいい12話(後編)感想・ネタバレ 吉乃の腎臓とられてなかった!
吉乃の従姉妹・椿が横浜へ引っ越してきたということで、吉乃は霧島と一緒に椿に会うことに。 夜、「もう帰ろうか」となったところで吉乃が学校から呼び出しをくらい、1人タクシーで先に帰宅する。 残された霧島と椿は、話したいことがあるようで、「誰にも邪魔をされない場所」である観覧車へ向かう。 そこで霧島が椿に聞きたかったことは、吉乃の腎臓の行方だった。

 

第十三話 無関心ならいっそ嫌われたほうがいい①

・吉乃「私は霧島にとって男友達枠なのでは?」疑惑。

・霧島の元カノ?登場。霧島と接触。

・元カノが大阪で参加するイベントに、霧島も行く様子。

 

感想

霧島、ほんとに吉乃のことが好きだったんだね。少なくとも、翔真に嫉妬するくらいには。

でも、「(霧島以外の)他の男と浮気してもいいけど、キスもセッ〇スも(霧島の)目の前で全部やって」って、ちょっと何言ってるのかわかんないです。

「そしてその男を殺せば全ての帳尻を合わせられる」って、いやもうほんと何言ってんの…。

なんで殺すことで帳尻合わせようとすんの…てか何の帳尻だよ…。

 

こんなにキュンキュンしない告白シーン初めて。

むしろ、吉乃には同情します。霧島に好かれるとか、恐怖の未来しかなくない?

 

とかって思ってたら、霧島と染井組長(吉乃の祖父)との会話、あれなんじゃーい。

(吉乃が1年東京にいることは)そういう約束ですから」って、どういう約束??吉乃はなんで東京に来ることになったのか…どんな思惑があるんだろう…。

 

そして今回、新キャラ椿が登場して、吉乃の腎臓はとられていなかったことが判明。

これはよかった…腎臓とられてなくてよかった…。

 

気になるのは、霧島の元カノ(?)。

お互い知らないフリしてたのに、結局霧島から声かけて連絡先渡してるし。

元カノが大阪のイベントに参加予定っていうのに合わせて自分も大阪行こうとしてるし、何をしようとしてるんだろう。

霧島から元カノに体の関係を求めるとか、ない気がするんですけど。

何をしようとしてるのかまったく読めない。

気になる~~と思ってた矢先、作者さんのツイッターにて2ヶ月休載が発表されまして。

ガーーーン!!

楽しみに待ってます。

 

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何考えてるかわからない&めちゃくちゃ愛が重い殺し屋がヒーロー。ちょっとヤンデレ。
基本的にずっとニコニコ笑顔なのが不気味。笑顔が霧島に似てる。

ヒロインは、体は弱いが気が強い名家の令嬢。

少女漫画なのにアクションシーンが迫力ある。絵がうまい。きれい。話もおもしろい。ヒロインをさらったのは誰なのか?二人はあの島を無事脱出できるのか?という点が見どころ。ちゃんと胸キュンシーンもあるよ。キュンキュンするよ!
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