私が読んで実際泣いた漫画を紹介します。
※私は結構涙もろい方です。子どもの時はそんなでもなかったんですがね…
年齢を重ねるにつれて涙もろくなりました。
※泣けたシーン説明の際、なるべく無い様気を付けますが、ネタバレしてしまう可能性があります。ご注意ください。
ジャンルは分けてません。ごちゃ混ぜ!
少年漫画、少女漫画、王道漫画、「これ泣けたわ~っていうか泣いたわ~」って漫画を紹介します。
2016/11/12追加
『刻待アパートメント』小川彌生 講談社
この世とあの世の間にあって、逝くか戻るかを待つアパートメント、「刻待館(ときまちかん)」に集まる人(魂?)たちのお話し。1話完結の短編集。
こちらの作品、第3話の望月さんの話で泣きました…。
亡くなった奥さんが「ずっと待ってるから」って抱きしめにくるとこで…。
やるせない話の回もあるんですよ。第1話とか第4話とか。
これ読んだ方、大抵の方は「え、ニジコとアルバ公爵どこいった!?」と思われたと思います。
え、終わり!?って。
「1巻」て表記がなかったので続きはないと思ってましたが、まだ連載中みたいなので、もしかしたら2巻がでるかもしれないですね。
『スイートソロウ』持田あき 集英社
1話完結の短編集。オムニバスなので、全話つながってます。
1話だけでも読めるけど、前の話の脇役が次の話で主人公になってたりするので、全話通して読んだ方がおもしろいです。
私が泣いたのは、第2巻Vol.6の「渚のSALLY」というお話。
白無垢を着て、愛する人をずっと待ち続けるおばあさん、通称「波止場のサリー」が主人公に言うこのセリフ。
「貴方に 伝言を託してもいいかしら
待って待って いつかここで私が死んでしまった後
もしもここにあの人が帰って来たら 伝えてほしいの
ずっと 待っていましたと」
サリーさんっっ……!!
サリーさんが待ち続ける相手との過去のお話し、離れ離れになった話、離れて後のサリーさんの人生がわかってからのこの伝言はもう……
涙ボタボタでした。
最後、サリーさんにお迎えがくるかこないか、わからない形では終わりません。
ちゃんとどうなったか描かれています。
お迎えは来たのか、間に合ったのか、読んでみてください。
絵も綺麗で、素敵な作品です。全3巻で完結済。
『夏目友人帳』緑川ゆき 白泉社
この世ならざるものが見えてしまう少年と、彼をとりまく妖怪たちとの物語。
こちらの漫画は、本屋で立ち読みをしたのがきっかけで知りました。
立ち読み、しなきゃよかったです。
まさかこんなに泣ける話とは思わず、軽い気持ちで手を出したら涙腺崩壊寸前。
「これは立ち読みで読むの無理だ!」と判断し、即購入して家で読みました。
泣いたのは、1巻の「ひしがき」「露神」「燕」の妖怪たちの話。ほろりときます。
この妖怪たち、皆優しい…!ヒトを想う妖怪たちが優しくて優しくて。
その優しさに泣けます。
『ONEPIECE』尾田栄一郎 集英社
王道ですが。
最近、ONEPIECEを読み返しまして。子どもの頃読んだ時は泣かなかったのに、最近読んだ時は泣きました。
ナミの過去編で。
ベルメールさんがアーロンに殺されるシーンで。
親のあんな失い方あります?しかも目の前で。
ベルメールさんっっ…!!ってなって泣きました。
『HUNTER×HUNTER』冨樫義博 集英社
こちらも王道ですが。
キメラアント編の、王とコムギの最期で泣きました。
最後の1コマで。2人の手が描かれた1コマで。
あと、キルアが”ナニカ”に「もう二度と出てくるな!!」と言った時の、”ナニカ”の顔がふにゃってなって「あい」って返事したところ。
あんなにキルア大好きな”ナニカ”の気持ちを思ったらもう悲しすぎて…
はい、泣きました。
『NARUTO』岸本 斉史 集英社
王道が続いたので王道つながりで。
世界的大ヒットの忍者漫画。
これは絶対同じところで泣いた人いっぱいいると思いますが、ミナトとクシナが、九尾をナルトに封印するシーンで泣きました。
全72巻で完結済です。他外伝あり。
『コウノドリ』鈴ノ木ユウ 講談社
以前、綾野剛さん主演でドラマ化されてましたね。
私はドラマ→漫画の順で読みました。
心優しく、患者に寄り添う産婦人科医”鴻鳥(コウノドリ)サクラ”(男性)を主人公とした、産婦人科医療漫画です。
2巻か3巻かの、未熟児の赤ちゃんが生まれる話で泣きました。
「大地」という名前をつけられた、出生体重452gの超未熟児の赤ちゃんが、お父さんの指をギュって握るシーンでボロボロ泣きました。
田中さん(赤ちゃんのお父さん)、大地くんに指握られながら号泣してましたが、読者の私も一緒にボロボロ泣いてました。
この作品を読むと、母子健康の出産というのは奇跡なんだなと思います。
ドラマでも毎週ボロボロ泣いてましたが、原作の漫画でもやはり泣きました。
『うせもの宿』穂積 小学館
外見は少女な女将さんがいる宿が舞台。そこの宿に来る客は、失くしたもの(失せもの)が必ず見つかる、という話。
失くしたものがないと来れない宿、と言った方がいいか…
これは、何巻のどの話が泣ける、っていう話じゃないです。
どの話も泣けます!
一つ一つ、いろんなお客さんの話が進んでいくにつれ、宿の女将さんの正体がわかります。
この女将さんの話も泣ける!!
全3巻で完結済です。
随時更新していくので、また読みに来ていただけたら嬉しいです。