ゲ〇をウロウロしますと、最近、この作品が映画化ということで目立つ場所にドドーンとあるものですから、気になったので借りて読んでみました。
それがこちら。
感想
※以下ネタバレ含みます。
内容を大ざっぱにまとめますと、
「主人公が、お兄さん含めイケメン達にやたらモテる話」
これにつきます。
しかし当の本人(主人公)に、自分が可愛いという自覚、モテているという自覚は無し。
主人公・せとかが「自分はモテない」と思っている理由が、「告白とか(されたことが)ない」から
(2巻の番外編より)。
いやいや、バカ言っちゃあいけないよお嬢ちゃん…
あなた、1巻Vol.2で交際を申し込まれてたじゃないですか…
本当にモテないというのはだね!小中高大学社会人と一度も交際を申し込まれたことがないことをいうのだよ!私のようにね!!!
まぁその時(1巻Vol.2)の告白は、告白というより犯罪でしたからね…
ノーカウントにする気持ちもわかるよ…
最近の高校生って告白お断りされたら相手を襲っちゃうの?何それ怖い。
しかも自分の取り巻きつれて告白とか、ダサすぎて恥ずかしすぎて穴掘って埋めたいわ。
せとかが襲われた際は、本作のヒーロー、せとかの兄・はるかが登場して難を逃れます。
この作品、兄妹での恋愛の話ですが、最初で血が繋がっていないことが判明するので、血が繋がっていることで苦悩するとかはないです。
その点は安心して読めます。
兄妹愛モノでで実際血がつながってることで苦悩する漫画といえば、『僕は妹に恋をする』や『罪に濡れたふたり』などが代表でしょうか。
内容うっすらとしか覚えてないけど。中々ハードだった気がする。
せとかを狙うイケメンに千秋というキャラがいるのですが、兄・はるかはヤンキー系イケメン、千秋は王子様系イケメンです。
王子様って言っても、女はとっかえひっかえ、本気で恋したことのない王子なんですけど。
しかしこのチャラ男王子が、主人公・せとかに本気で恋をするという王道パターン。胸熱!
その告白シーンの
「僕なら君を死ぬほど甘やかしてあげる」(3巻p.148より)
というセリフが…!胸熱!!
客観的にみてですね、このチャラ男王子・千秋、めちゃめちゃいい男ですよ。
顔よし、高身長(Vol.1の表紙から180cmはある)、喧嘩強い(千秋弟の千夏談)、頭よし、剣道強い(全国6連覇)、実家金持ち、女性の扱いに慣れてる。
こんな人が一人の女性に一途になったら最強じゃん。
ほんとにめちゃくちゃ甘やかしてくれそう。
しかし千秋の恋は実ることはないわけで…
だってヒーローははるかだし…ドンマイ…
こちらの作品、イケメン出てくるんですけど、なんだかイマイチ、キュンキュンすることはあんまなかったです。
登場人物たちの行動が理解できないところが多くて、物語に入りこめないというか、感情移入できないというか。
あと、シーンもポイポイ飛ぶので、???ページ抜けた?って探すくらい。
ちょっとよくわかんない…状態にちょいちょいなりました。
今回、3巻まで読みましたが、主人公・せとかと、兄・はるかが両想いになってました。
だからもう続きはいいかな…
これから色々ハプニングがあるんでしょうけど、まぁハッピーエンドだろうし、もうこれ以上はいいや…って感じでした。
すごいどうでもいいですけど、使用しているパソコン、「せとか」って打つと予測変換に「瀬戸カトリーヌ」、「ちあき」って打つと「ちあきなおみ」って出ます。
一回も打ったことないのになんでだ…