X(旧ツイッター)で、なんかすごく臨場感あふれるアニメの切り抜きが流れてきて、｢なんだこれ｣と思ってコメント欄をあさったら｢ダンダダン7話｣という情報を得たのでアマプラで観た。
ちなみに、私はダンダダン原作漫画は読んだことないし、アニメもまったくみてない。｢怪異｣がテーマの漫画ってことしか知らない状態でアニメ7話のみを観ました。
結果、嗚咽をこらえながら泣きました…
だってずるいじゃんあんなの！
あんな虚(ホロウ)みたいな化け物にちっちゃい可愛い娘がいて、あんな悲しい過去があるなんて思わないじゃん！
↑悲しい過去がある虚(ホロウ)みたいな化け物。名前は｢アクロバティックさらさら｣。略して｢アクさら｣。なんちゅー名前だ。
出典：TVアニメ『ダンダダン』公式サイト
｢少年ジャンプ＋｣で漫画の『ダンダダン』が初回無料配信されていたので、アニメ鑑賞後に上記回だけ読んだ。
これはね、アニメと漫画、どっちも履修した方がいい。漫画読むと｢アニメ、このシーンをこう演出したのか～｣と感心しきり。
｢アニメすごっ｣てなったのは、アクさら(人間Ver.)が娘を奪われた後に追いかけるシーン。アクさら(人間Ver.)の視界になって画面がゆれるとこ。VRか？ってくらいの臨場感よ。昔Wiiでバイオハザードをプレイしたことを思い出した。
逆にアクさら(人間Ver.)が飛び降りるところは、漫画の方がわかりやすかった。アニメだと心象風景なのか現実世界なのかがパっと分かりにくかったから。
あのBGMと夜景のキラキラと地面の水が幻想的でね、美しいシーンだっただけに｢え、今とびおりた…？｣って衝撃でしたね。
嗚咽が漏れるのをこらえるほど泣いたのは、消えていくアクさらが｢もっとかわいい服買ってあげたかった…！｣と、娘に対する後悔を吐露するところ。
私にもアクさら(人間Ver.)の娘と同じ年ごろの子どもがいるから、感情移入しまくり。｢そうだよね、あんな別れ方したらきっといろんな後悔があるよね｣ってボロ泣き。
↑サラサラの髪がチリチリになってしまったアクさら。もはや「アクちり」。
出典：TVアニメ『ダンダダン』公式サイト
｢あんな別れ方｣といえば、アクさら(人間Ver.)の娘を連れ去った男たち、あれヤ〇ザだよね？てことは、アクさら(人間Ver.)はヤミ金から借金してたんだろうけど。アクさら(人間Ver.)、なんで借金したんだろう？
娘が連れていかれるほどの借金て相当じゃない？それほどの借金をするような人にはみえなかったんだよね、アクさら(人間Ver.)。
描写されているアクさら(人間Ver.)の生活をみる限り、ブランドものを買いあさるわけでもないし、ホストに貢いでいるわけでもない。仕事を掛け持ちしてたのも、体を売ってたのも借金返済のためだったと考えるのが妥当。いつ寝てるの？ってくらい働いてた。
アクさら(人間Ver.)の借金の理由、私は男が原因だと思う。
アクさら(人間Ver.)自身はバレエ(踊るほう)をやっていたみたいで、自分の娘にバレエポーズを教えていたり、屋上から飛び降りるときにバレエを踊っている描写があった。ってことは、アクさら(人間Ver.)はバレエを習えるほどには裕福な家庭で育っている。少なくとも貧乏ではない。
なのに、実家からお金を借りるのではなくてヤミ金から借りないといけなかったってことは、親と絶縁しているか、親を亡くしているか。
アクさら(人間Ver.)、シングルマザーっぽいよね。旦那の描写が一切なかったからね。
旦那とは死別したってことも考えられるけど、娘の写真は飾ってたのに旦那の写真がなかったから、離婚かなって思う。
アクさら(人間Ver.)、あんなに朝から晩まで働いてるのに家も片付いてたし、料理もしてたから”ちゃんとした”人間だったはず。だからもし旦那と死別だったら、仏壇はなくても旦那の写真飾って手を合わせるくらいしてそう。その写真が全然なかったから、死別じゃなくて離婚かなって。籍いれてなかったかもしれないけど。
考えられるストーリーとしては、娘の父親である男との交際を親に反対されて、反対を押し切って男と駆け落ち。その時に親とは絶縁。娘が産まれるも、男と離婚(もしくは男が蒸発)。男の借金の連帯保証人になっていたがために、アクさら(人間Ver.)が肩代わりして借金返済を行っている。とかね。
これは完全に私の妄想でしかないけど、存在がまったく出てこなかったからこそ、借金は男が原因だと思う。
この作品、はっきり言及がないため、妄想や推察がはかどるはかどる。
最初に「アニメと漫画、どっちも履修した方がいい」と書いたけど、｢アクさら(人間Ver.)の娘、さらわれてその後どうなったの？｣って気になった人は漫画読むべし。アニメにはなかったシーンがあって、漫画の最後のページみたらわかる。｢あ…(察し)｣ってなる。
ボロ泣き必至のアニメ『ダンダダン』第7話「優しい世界へ」、Amazonプライムでみられるでぜひご覧ください。プライム入ってないよ！という方も30日間無料体験がありますのでぜひ。
漫画は、「少年ジャンプ＋」で無料で読めるのでこちらもぜひ。第17話です。
観て読んでボロ泣きしてくれ！！
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