にぶんのいち夫婦36話/漫画:夏川ゆきの 原作:黒沢明世/DeNA/マンガボックス連載
ざっくりストーリーまとめ
前回の話でモラハラ全開だった和田は、離婚調停となり、酒に溺れ生活が荒れに荒れる。
仕事もまともにできなくなり、離婚が成立してからはうつ病と診断され、ついには仕事を辞めた。
和田が辞めた穴うめに、立川さとみがサポートにつく。だが立川さとみは仕事がまったくできない。立川さとみを気に入っている高梨は彼女に頼りにされて浮かれ、和真をけん制する。
同期で飲むかという話になった際、高梨は飲み会にさやかを誘った。
感想 ※ネタバレ注意
和田、ざまぁ。
そりゃ奥さん逃げるわ。
離婚調停ってなってもモラハラ全開だったけどね。「すまん、俺が悪かった!」ってなるならまだ可愛げもあるってもんだけどね。「俺のほうが何倍も辛いんだよ!」だそうです。
「家事や子育ても人並みにできないから注意してやって」たんだって。
自分はしないくせに注意していただいてもまったくありがたくない。家事や子育てをしてない人に家事子育ての注意されても全然説得力ないし。
離婚調停をおこされても、和田は離婚を拒否。そんなに文句しかでてこない様な奥さんなんだったら、さっさと離婚すれば和田にとってもいいはずなのにね。奥さんが望むこと(離婚)をしたくなかったのかもね。あと慰謝料も請求されてたからね。払いたくなかったんだろうね。
そんな和田、なぜ離婚が成立したかと言うと、酔って奥さんのとこ行って奥さんを引きずって連れ帰ろうとしたため。
調停中にDVも加算されました。
傷害での訴えを取り下げてもらう代わりに、離婚と慰謝料に同意したんだって。これは同意するしかないわな。
離婚成立後の和田、目に光がなくなって、会社でPCのキーボードを一本指でずっとターンターンと打ち続けるという。完全に壊れてしまいました。
こんなになるならモラハラなんてしなきゃいいのに…
どうして自分が常に正しいって思えるんだろう。間違っているのは絶対に相手(今回は奥さん)で、自分は絶対に間違ってない、正しいことを言っていると信じきってる。
だから和真の助言にも耳を貸さない。
相手を否定しないと自分は正しいと思えない人間なのか?そんなしょうもない相対的な正しさは捨ててしまえ和田め!
そしてついには会社も辞めてしまいました。
和田が辞めたために後任が必要になって、とりあえずサポートにつけられたのが立川さとみです。
仕事はまったくと言っていいほどできず、社会人としての一般的な常識もない恐ろしい子、立川さとみです。
今回は立川さとみがどれだけヤバい女かがよくわかる回でした。
和真の同僚・高梨がこのヤバい女をいたく気に入っていて、和真に「さとみちゃんにひどいことしたな!」って言いがかりをつけてくるシーンがあるの。
この言いがかりはほんとに言いがかり。立川さとみの虚言。
その中で、和真が「(立川さとみに)2番目でいいって言い寄られて断った」って言ったら、高梨なんて言ったと思う?
「おまえって優しさのかけらもないな」
…え?
おまえが言う優しさとは、彼女や奥さん子どもがいても、女性に言い寄られたらそれを受け入れることなのか?
それ奥さんに優しくなくない?
奥さんからしたら全然優しくもないクソ野郎じゃない?
そんな優しさを持つ野郎は結婚しなきゃいいのに。一生独身でずっと不特定多数の相手とキャッキャウフフしとけばいいのに。
和真の周りってヤベー奴しかいないんか。
そんな高梨、和真含む同期飲み会にさやかを誘うという愚行を犯しました。
この飲み会が、和真が薬盛られる飲み会なんだろうな。
高梨ほんと余計な事しかしないわ。
コメント