マンガボックスで連載中の『にぶんのいち夫婦』。
周囲もうらやむ”理想の夫”に浮気疑惑が浮上したとき、妻は見て見ぬふりをするか、問い詰めるか…そもそも夫は浮気をしているのか?妻はどうするのか?と、先が気になってドキドキしながら読める作品です。
にぶんのいち夫婦/原作:夏川ゆきの 漫画:黒沢明世
このページでは、漫画版『にぶんのいち夫婦』の各話のあらすじを、ざっくりまとめていきます【随時更新】。
第1話
「次男でイケメンで優しくて嫁に尽くす旦那」と、周囲がうらやむ夫を持ち、鼻高々の文(あや)。
「夫を信用しているから夫の携帯は見ない」と友人達に豪語した夜、本当にたまたま、夫・和真(かずま)のスマホ画面に、”立川さとみ”という人物からの意味深なメッセージが表示されているのを目撃してしまう。
突如持ちあがった、夫の浮気疑惑。
仕事という理由で毎日帰りが遅くなり、クリスマスイブの結婚記念日も仕事のために一緒に過ごせないと言う和真。
ほんとに仕事?女と会ってるんじゃないの?と疑う文だが、問いただすことはできないでいた―――。
第2話
イブの結婚記念日を一緒に過ごせないことで少し言い合いになったことを、文から謝って仲直りした2人。
キスをしてベッドに倒れ込んだところで、「イブの日、終電で帰ることはできないのか」と問う文に、和真は微笑んで「頑張って帰るよ」と約束してくれた。
“私は愛されている”と安心した文。そこで和真のスマホが震え、和真は部屋を出て少し険しい表情でスマホを確認していた―――。
第3話
「結婚記念日の24日は頑張って帰る」と無理を聞いてくれた和真に安心する文。
キスの続きがあるかも…とドキドキしながら和真を待つも、和真は文に手を出すことなく寝てしまった。
自分に魅力がないのでは…と考えた文は、美容やおしゃれに気を遣う決心をし、服を買ったりエステをしたりして、イブに向けて気合を入れる。
しかしイブの夜、その努力は裏切られてしまう。
第4話
イブの日、『部長が潰れちゃって帰れない』とLINEしてきた和真だったが、実際は女と会っていた。
日付が変わり、文は家を飛び出してファミレスで時間を潰す。
始発が動き出し、家に帰った和真が文がいないことに気付いたのか、和真から着信やLINEが頻繁に来るが、文はそれをすべて無視する。
しかし結局家に帰るしかなく、たらたらと帰宅。文が鍵をさす前に勢いよく玄関のドアが開き、心配顔の和真に強く抱きしめられたが、それを押し返す文。
不安そうな表情で「怒ってる?」と聞いてくる和真。
“怒ってない。失望してるだけ”と、文は心の中で返す。
回想で、和真の文へのプロポーズシーンが描かれています。「和真、文のことめっちゃ好きじゃん…」って誰もが思うと思う。
第5話
和真がイブの日に着ていたYシャツが1枚だけで洗濯されており、スーツとコートはクリーニングに出されていた。
「部長が吐いてしまったから」と説明する和真。浮気の証拠隠滅では?と、文の疑いは深まる。
25日、クリスマスディナーへ。文の機嫌をとるように頻繁に話しかける和真だが、文は冷たく返事をするだけ。
場面は変わり、友人・優香の新築祝いに訪れた文、香住(かすみ)、さやか。
話の流れで、文は、夫である和真の浮気疑惑と、和真のスマホパスワードが変更されていたことを話す。
そこで香住が、「スマホが見れないならSNSを探ればいい」と、あっという間に”立川さとみ”のアカウントを発見した。
第6話
和真の浮気相手(?)の”立川さとみ”のアカウントを発見し、写真で容姿を確認した文は涙するが、「和真とは別れない」と決意を固める。
「戦うためには敵の情報収集」と、香住からSNSでの情報の集め方を教えてもらう。
その途中、優香の夫が帰宅し、優香の様子が変わり―――?
第7話
優香の夫が帰宅後、優香の様子が変わり、不自然なタイミングで「夕飯の買い出しに行くので今日はお開きに」と、突然会の終了を告げられ、文たち3人は帰路についた。
和真の浮気の証拠を見つけるのが怖い、と行動にうつしていなかった文だったが、ネットカフェで、ついに”立川さとみ”のSNSを確認することに―――。
第8話
“立川さとみ”のSNSで、”クリスマスイブに既婚者の彼氏とデート”という投稿を見つけ、動揺する文。「これは決定的な証拠じゃない」とさらに検索すると、和真からもらったクリスマスプレゼントと同じ時計を、”立川さとみ”も彼氏からのクリスマスプレゼントとして写真をあげていた。
“浮気相手のついでのプレゼントだったんだ”と打ちのめされ、号泣する文―――。
第9話
年の瀬、長崎の和真の実家へ来た2人。
“立川さとみ”のSNSを見てから、体調が悪いと言って和真と話さないようにしている文。和真の実家へ来てからも、和真と2人きりになりたくないために家の手伝いを率先してやる。
和真が文の体調を気にして文に触れた際、”立川さとみに触れた手”と思うと気持ち悪くなり、文はその場に倒れてしまった。
その文の様子から、文が妊娠してるのではないかと和真の家族が騒ぎ出すが、和真と文で妊娠については否定する。
が、妊娠騒ぎをきっかけに、”子どもができれば(浮気相手に)勝てる”との思いが文にうまれ、文は和真に「子どもを作ろう」と提案を―――。
第10話
文からの「子どもを作ろう」という提案に、あまり乗り気ではない和真。しかし文の説得で、妊活をすることを承諾する。
不妊の検査のため、2人で産婦人科を受診し、検査の結果は”原因不明不妊”とのこと。
第11話
検査の結果、はっきりとした原因がわからない「原因不明不妊」とのことだが、妊娠できる可能性は充分にあるということで、タイミング法をやることに。
医師の指示の元、数ヶ月ぶりにコトに臨む2人だが、和真がたたず、途中でやめてしまう。
自分に色気がないからかと文は問うが、和真はそれを否定。「プレッシャーがかかって無理」と、和真は部屋を出ていき、”浮気相手とはしてるんじゃ?”と、女としての自信を無くし、文は涙を流した。
第12話
既婚組である多恵、菜摘とファミレスで食事をする文。そこで、優香が妊娠4カ月で、さらに夫の佳樹からモラハラを受けていることを知る。
一方、和真は、浮気相手(と思われる)からLINEが届き、それを同僚である高梨に見られた。
第13話
妊活を休む、と文が和真に伝えると、明らかにホッとした表情を浮かべる和真。
「来月、旅行しないか」という文の提案を笑顔で承諾するも、和真は「旅行を優先するが、日曜日はしばらく用事がある」と告げる。基本は参加できる人だけだが、仕事で食べ歩きの調査があるという。
文は、そこに”立川さとみ”もいるのではないかと疑う。
浮氣を認めさせるだけの物的証拠が必要だと考えた文は、和真が出社した後、家探しをして”with love from s”と書かれたカードが入った高級チョコを見つけた。
家探しをしたがために、会社に遅れそうになり、ギリギリ間に合った文だったが、この日はシフトミスで希望者は帰っていいとのこと。
「俺帰るんで、途中でおごってくださいよ」と、隣の席の樋口に強引におごらされることに。
第14話
「おごってくださいよ」と言う樋口とパイのお店に。
普段から、樋口に”夫の浮気疑惑について”相談していた文。当然この時も和真の話題になり、話の流れで樋口から「俺と浮気してみます?」と誘われるも、文は全力で拒否。
「冗談はやめてよね」と軽口を言い合っていると、「文ちゃん?」と和真から声をかけられた。
和真は、同僚の高梨と、”立川さとみ”らしき女性と共に来店していた。
なぜか一触即発状態の樋口と和真に、場を取り繕おうと、和真を樋口に紹介する文。
「学生さんにとってこのお店は通いやすいですか?」と、学生を強調して樋口をけん制する和真に、樋口は「女性を口説くにはいい感じ」と、和真を煽る様な返答をする―――。
第15話
「今日は早く帰る」と文の髪を撫でて、和真は自分の席へ戻っていった。
「(和真の)俺に対する威圧感ハンパなかった」と笑う樋口。和真にとっては文が一番だから、自信をもってください、と樋口に励まされた。
帰宅後、”立川さとみ”のSNSを確認し、やはり和真とあの場にいたのは立川さとみだと確信した文。
和真リクエストのビーフシチューを作っていると、いつもより早く和真が帰宅し、文は突然抱きしめられる。樋口への嫉妬から、「文ちゃんは警戒心が足りない」と文はソファに押し倒され、2ヶ月ぶりに肌を重ねた2人。
コトが終わり、和真は文を後ろから抱きかかえながら、「やっぱり文ちゃんが一番だな」とつぶやき、文は”誰かと比べないと出てこない言葉だ”とショックを受ける。
そんな中、既婚者組の1人、多恵(たえ)から電話があり、『優香から”死にたい”とラインが来たが、その後連絡がつかない』とのこと。子どもが熱を出して家から出られないという多恵にかわり、文は運転を和真に頼んで優香の家に向かう―――。
第16話
和真には車で待機しててもらい、優香の家に入る文。
リビングには割れたお皿が散乱し、ガタガタ震えながら床に座り込む優香がいた。文が優香を抱きしめたところで、菜摘も合流。
何があったのか優香から話を聞くと、優香の夫・佳樹(よしき)が帰宅してご飯ができていなかったことに腹を立て、ひとしきり暴れた後、優香に「でき損ないのグズ」と吐き捨てて出て行ってしまったらしい。
話を聞いてブチ切れた菜摘が、「佳樹さんに勝とう」「私の家に来な」と、家を出るよう優香を説得。荷物をまとめ、置き手紙をして、3人は優香宅を後にした。
文は、菜摘の「勝つためには戦わなきゃ」という言葉に、自分も戦うことを決意する。
第17話
優香を菜摘宅に送り届けた後、和真と文はしばらくドライブをすることに。
車内で、いろいろ話をする2人。その話の中で和真は、文が自分にとってとても大切な存在である旨を伝えるが、文は”では立川さとみはどんな存在なのか”と考えていた。
「文ちゃんと一生一緒にいたい」と言う和真に、文は「和真が信頼できなくなったら一生一緒にいられる自信はない」と答える。そんな文に、和真は「信頼されるようにがんばる」と微笑むのだった―――。
第18話
優香は夫との連絡を3日絶ち、その後夫の佳樹が謝りに来たところを菜摘が締めあげた。『優香に暴言を吐かない』などが書かれた誓約書にサインさせ、「約束破ったら昔のツレ(ガチのヤンキー)集めて家に行くぞ」とすごむ菜摘に、佳樹は青ざめながら「絶対に守ります」と約束。
文は和真の浮気の証拠を探すが、決定的なものは見つけられないでいた。一旦休憩した時、和真の本に何か挟まっているのを見つけ、確認すると、薬局の袋に入った精力剤だった。
文との関係はここ数カ月で1回だけだったので、他の女とヤるためのものかと涙を流す文。
仕事帰り、”実家に帰ろうか”と考えながら歩いてる文に、「文さん」と声をかける男性が―――。
第19話
文に声をかけてきたのは、和真の同僚である高梨だった。
高梨は文に「中山(和真のこと)と立川さとみはデキている」と告げ、「前から文さんが気になっていた」と言いながら文に迫り、キスをしようとするが、寸前で樋口が高梨を撃退。
高梨撃退後、樋口が和真の浮気調査を手伝う、と言い出す。樋口は夜に居酒屋のキャッチのバイトをしていて、街に知り合いもたくさんいるため情報が入ってくるという。
「俺有能なんで、どんな結果が出ても目を背けないでください」と樋口は笑うのだった。
第20話
母親がひとりで住む実家に帰ってきた文。数日実家で過ごすことにし、和真からは「実家でゆっくり休んで」とメッセージがくる。
翌日には和真がいる家に帰らないといけないという時、樋口から『不倫の証拠つかめそうです』と連絡が入った。『立川さとみが男とホテルに入った』とのことで、文もそのホテルに行き、入り口を見張ることに。
樋口とホテルを張っていると、立川さとみが出てきて、後から男も出てきた。男の顔を見て、体から力が抜け、倒れ込む文。
第21話
”幸せな思い出”として、文と和真の出会いと付き合うまでの過去エピソードが描かれる。
久々に和真がいる家に戻った文だが、和真とまともに接することができない。
立川さとみのSNSによると日曜にデートとのこと。和真からも、「土日は仕事で遅くなる」と言われる。
文は”和真を問い詰める前にやることがある”と、ひとり何かを決意する。
第22話
文は友人達と居酒屋で飲み会。そこで優香が妊娠した、香住が元カレとヨリを戻したと、いい報告が続く。
さやかに和真の浮気について聞かれた文は、「すごく仲良くやってる」とウソをついた。
酔い過ぎてフラフラになった文を、さやかが家まで送っていくことに。文を支えて玄関まで入ってきたさやかを、驚いた顔で迎える和真。夫婦の寝室にまで勝手に入ってきたさやかに、和真は「帰ってくれ」と硬い表情。
「明日は私のために時間作ってよね?」「…わかってる」
と、さやかと和真は意味深な会話をして寝室から出て行った。
寝たふりをして二人の会話を録音していた文は、横になったまま静かに涙を流した―――。
第23話
20話で樋口と一緒に張っていたホテルから出てきたのは、和真ではなく和真の同僚高梨だった。
なぜ文を騙したのかと樋口が高梨を追及したところ、「さやかちゃんに言われてやった」と言う。「さやかちゃんは中山(和真のこと)と不倫してる」と。
友人と夫に裏切られ、文はショックで号泣する。
第24話
22話の続き。二日酔いの文が「昨日のことを何も覚えていない」と言うと、ほっとした顔の和真。
和真が出かけた後、文は樋口と待ち合わせをする。昨日の飲み会で和真とうまくいっているアピールを露骨にやっていたのは、さやかを挑発するためだった。
今後和真とどうするのか問われた文は、「別れたい」と口にする。
第4話にて、結婚記念日であるイブの日に女と会っている和真の描写があったことで、和真浮気してる説は濃厚だと思いますが、文のことすごい好きっぽいのに和真はなんで浮気したの?てかほんとに浮気してるの??と疑問に思われた方は、原作である小説版『にぶんのいち夫婦』のネタバレもありますので、こちらもどうぞ。↓↓
また、漫画『にぶんのいち夫婦』は、マンガボックスで無料で読めます。”実質無料!”とかではなく、ほんとに無料。アプリのインストールも会員登録も必要なく、webでサクっと読めます。
ただ、期限付き公開なので、4話以降は読めない話数も。
読めない話数については、マンガボックスのアプリをインストールしてアプリで閲覧すると、「CMをみて無料」なるものがあるので、15~30秒のCMをみることで72時間はその話を読むことができます。おすすめ。
コメント