ミステリと言う勿れ広島編の犯人ヤバイ奴すぎない?【ネタバレ感想】

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ミステリと言う勿れ
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映画化にもなって話題中の『ミステリと言う勿れ 広島編』。犯人のヤバさ加減にビビったんですけど、皆さんどうでした?「コイツやばすぎだろ…」って思いませんでした?

私は近年まれにみるヤバイ犯人だと思いました。なんだこいつサイコパスか?って。

今回は、ミステリと言う勿れ広島編の犯人について語りたい!犯人について語るということで、盛大にネタバレしてるのでご注意を。

 

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この記事を読んでいる人は、ミステリと言う勿れ・広島編の犯人にドン引いた人であり、事件のことは知っている人だと思うので、事件の概要は省略。

とにかく犯人について書きたい。

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広島編の犯人、車坂 朝晴(くるまざか あさはる)

広島編のメインキャラクター・汐路(しおじ)の父親を含む4人を殺した男。

こいつの何がヤバイかって、主体性のなさ。人を殺した動機が「狩集家の掟だから」

え、なにそれ?ってなるよね。

前の感想記事にも書いたけど、狩集家は諸事情あって、天パが生まれたら殺すっていう一族。そしてその殺人実行部隊が、狩集家の顧問弁護士の車坂家と、顧問税理士の真壁家。

朝晴自身に、殺した被害者4人への恨みなどは特になく、「掟だから殺した」。ただそれだけ。

掟を守ることは「崇高な使命」として教えられてきたらしいんだけど、いやヤバくない?

だってその「掟」って、「天パが生まれたら殺せ」っていう掟だよ?法や秩序がない世界ならいざ知らず、現代日本でそんな「掟」って言われても「ちょっと何言ってるかわかんない」ってしかならないでしょ。

それをなんの疑問も持たず、罪悪感もなく、「僕の初仕事として、もうやっちゃおう」っつって殺人決行するんですよ。

そんなかるい感じで人殺すのかよ…。

朝晴は弁護士を目指していて、司法試験にまだ受かってないみたいなんだけど、この弁護士を目指してる理由も「車坂家に生まれたら弁護士にならないといけない。昔からの決まりだから」って。

「掟」とか「決まり」が好きだなこいつ!プログラム組まれたロボットか。

作中、何度か「子どもは乾く前のセメントみたいだから、落としたものの形がそのまま跡になって残る」って話が語られるから、朝晴は「掟を守る=殺人も厭わない」って教えを落とされて、それがそのまま跡になって残ってしまったかわいそうな人なんだろな。

そう洗脳されて生きてきただろうからかわいそうではあるけど、朝晴自身もう成人してるわけだし、「この掟を守ることは意味あるのか?」「これは正しいことなのか?」って考えなかったんかって。

何度読み返しても「コイツ最悪だな」って感想しかでてこない。

そんなわけで、唐突ですが朝晴の胸糞だったセリフをご紹介。

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胸糞だった朝晴のセリフ4選

「2人は死ななくてもよかったんだ」

整(ととのう)も言ってたけど、誰も死ななくてよかったんだよ!

殺したかったのは、天パの汐路のお父さんと新音(ネオ)のお母さんだけで、あとの2人は巻き込まれただけなんだって。

「(巻き込まれて死んだ)2人には気の毒だった」とかって言ってたけど、やったのお前な!なに他人事みたいに言ってんだ。

 

「だって汐ちゃんがそう言ったから」「汐ちゃんのおかげだよ」

これはもう汐路にどれだけの精神的ダメージを与えたのか計り知れない。

汐路のやったことが、お父さんが殺されるきっかけを作ってしまったというか。

「汐ちゃんのおかげで僕は崇高な使命(天パ=汐路パパを殺すこと)をまっとうすることができたよありがとね」ってか。

これは言っちゃいけないことだった。思ってたとしても、絶対に言っちゃいけないことだった。

これを言うことで汐路がどれだけ傷つくかわからないんだとしたら最高にサイコパスだし、傷つくことを狙って言ったんだとしたら最低オブ最低だし。

 

「汐ちゃんが僕にウソをつくなんて悲しいよ」

お前が言うな。

自分が悪いのに、全然悪いことしてない人に罪悪感を抱かせるようなことをすな。

 

「僕は犯罪者じゃないから…(中略)…必要なことをしてるだけ」

殺人に放火、日本の重犯罪ツートップを犯した立派な犯罪者です残念でした。

前の感想記事でも書いたけど、あんたが守ろうとしてるその「掟」は最初から無意味で不要なものですから!

そもそも「天パを殺す掟」って言われてすんなり受け入れるな!「え、なにそれどういうこと?」って疑問をもて!よく考えないでも無意味ってわかるだろ!

 

どうですか?「なんだこいつ」ってイラっとしない?

広島編の前に起きた「バスジャック事件」で、犬堂愛珠(いぬどうアンジュ)を殺した犯人の煙草森(たばこもり)って人がいて、この人もヤバイやつだと思ったけど、朝晴は煙草森以上にヤバイ人だと思う。

煙草森の場合は、人を殺す「動機」が一応はあったのよ。まったく理解はできなかったけど。人を殺すことを楽しんでた。

でも朝晴には「動機」がないでしょ。殺すこと、殺してしまったことに対して、悲しみも楽しみも恨み憎しみもなんにもない。

あるのは「掟」だけ。しかもなんの意味もないバチクソ無意味なつまらん掟。

しかもこんなしょーもない掟を守って、無感情に人を殺す朝晴はほんとにヤバイやつだと思う。

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・『クジャクのダンス、誰が見た?』
2025年1月24日(金)から、広瀬すず、松山ケンイチでドラマ化される作品。
父親が殺され、犯人は逮捕されるけど、父親が遺した手紙には逮捕された人物が「冤罪」だと書かれていた。逮捕されたのは22年前の殺人事件で死刑が確定した犯人の息子。22年前の事件と父親が殺された事件、2つの事件に巻き込まれる主人公。という話。

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コメント

  1. あかさたな より:

    おはようございます。もしかすると朝晴は学力的に法学部や司法試験だけでなく大学受験に成功するためにそれなりの難関校にも受かるのが難しいためそのストレスやプレッシャーもあったのでは?と思ったのですが飛躍しすぎですかね?

    代々同じ職業の家柄の人間は実力が達している場合はいいですがそうでない場合はかなり精神的に辛いのかな?と思ったので

    ちなみにその後汐路が都内の大学に進学し整の近くに来たら面白そうだなと思ってしまいました

    • 春夏冬中(あきないちゅう) より:

      >あかさたなさん
      朝晴、ネオに「まだ弁護士になれとらんのか」って言われてたので、複数回司法試験に落ち続けてるんでしょうね。ストレスやプレッシャーはすごくあったと思います。次に車坂を継ぐはずの父親は病弱で、朝晴自身は一人っ子だから「自分しかいない」というのが。逃げ道もないし。

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