前回のお話
会社からもらった大学リーグのサッカー観戦チケットでひとりサッカー観戦をした麻依は、グラウンドでひときわ目をひくプレーをしていた磐井に、気が付けば大声で応援していた。
試合観戦後、ひとり居酒屋でごはんをすませた麻依は、そこで磐井からサッカー観戦デートに誘われる。
デートの別れ際、麻依は磐井から突然｢結婚してくれませんか？｣とプロポーズをされ、混乱する。
前回は、磐井くんから突然プロポーズされてビックリ＆混乱する麻依を描いたページで終わり。
磐井くんの突然のプロポーズにはなにか裏があるのか？麻依はどう返事するのか？気になる続き2話の、ネタバレ含む感想です。
◆今回の見どころ(読みどころ)
✓お付き合いをすることになった麻依と磐井くん
✓夜ご飯を食べに行く2人
✓麻依のことは本気らしい磐井くん
はじめてだけど野獣でいい？2話ざっくりあらすじ/新めぐみ/姉フレンド57号掲載
磐井からのプロポーズは断った麻依だったが、｢試しに付き合ってくれませんか？｣という磐井の提案にのり、2人はお付き合いをすることに。
翌日、磐井に誘われて、麻依は磐井が普段バイトしているという居酒屋へ2人で夜ご飯を食べにいく。
別れ際、｢磐井くんは心が真っ白できれい｣と麻依が言うと、｢麻依さんに嫌われたくなくて抑えてるだけ｣｢オレの心は強欲で真っ黒です｣と、熱い目をした磐井に返され、思わず麻依は磐井の頬に触れる。
感想
磐井くん、カッコかわいいな…。かっこいいしかわいいってすごくない？一粒で二度おいしい、みたいなお得感あるよね。
突然のプロポーズにはなにか理由があるのかなと思ったけど、結婚しないといけない理由は特にないみたい。
ほんとにただ麻依が好きで一緒にいたいからイコール結婚、って考えになったらしい。進撃のライナーみたいな人だな。
磐井くんのプロポーズに対して、麻依は
・磐井くんといるのは楽しいけど結婚は話が別
・ましてや社会人と大学生
・出会って2日では将来のことは考えられない
という、至極もっともな理由で丁重にお断り。
すると磐井くん、あきらめることはなく、｢試しに付き合ってくれませんか？｣とたたみかける。｢お互いを知ってそれでもダメなときはあきらめます｣と。
磐井くんが若くてイケメンであることもあり、麻依はOKして、2人はお付き合いすることに。
この磐井くんの提案、磐井くん本人は計算してとかじゃないんだろうけど、｢お付き合い｣をOKさせるにはいい手だったと思う。
例えば、3000円借りたいときにすぐ｢3000円貸して｣というよりも、最初に｢1万円貸して｣って言って、断られたら｢ならせめて3000円貸して！｣って、最初の条件よりハードル低くして頼んだ方が貸してもらいやすいっていうやつ。最初で1万円借りられればそれはそれでラッキー。
だから磐井くんの場合、最初に｢結婚して｣っていって、断られてからの｢試しでもいいから付き合って｣の流れでハードルを下げることで、｢付き合って｣の部分で成功率あげてきたなと思う。
本人そんな意識ないだろうけど。
2話までみる限り、磐井くんは本気で麻依のことが好き。麻依は、｢私のなにがよかったんだろう…｣って惚れられる理由もわからないし、｢イケメン大学生と付き合えた｣っていう思い出作りとして付き合ってる。
この2人の気持ちの温度差で磐井くんが傷つくことになりませんように…って思いながら読んでたけど、2話最後で麻依の｢(磐井くんに)ちゃんと向き合わなくちゃ｣ってモノローグ(心の声)があったから大丈夫そう。
ご飯デートのときの磐井くんは、ちょっと麻依と距離が近くなると真っ赤になったり、とてもかわいらしかったのさ。
それが後半でさ、｢ほんとは麻依さんをだれにも見せたくない、触れさせたくない｣って麻依本人に伝えるのさ。
めっちゃかっこよくない？
ほんと、磐井くんすげえよ…
最後、キス寸前までいってたけど、次話でキスあるかなー？
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