前回159話のお話
桜に「今私の部屋で同期会やってるから寄ってって」と言われた山田。そこにはなぜか横井教官もいた。
酒盛りの最中、源と桜の話になり、桜は皆にツラい告白をする。
前回は、山賊たちの酒盛りで桜のツラい告白があったあと、源・山田の部屋で飲み直す!と押しかける藤のページで終わり。
あの事故で桜が生きてて、なんやかんや警察官復帰もして、犯人も捕まったし、桜関連の事件については終わったと思っていたのに、まだ衝撃の余波があったとは…
事件事故の当事者にとっては、「終わり」なんてないんだと思わされた。
さて、重い話や暗い話の回の次話はギャグ回になることが多いハコヅメなので、今回はギャグ回になると思うんですがどうだろう?気になる続き160話のネタバレ含む感想です。
◆今回の見どころ(読みどころ)
✓県警採用パンフレットに藤・川合ペアが載ることに
✓かっこいいポーズで仮眠をとる山田
✓当て馬の霊にとり憑かれてるんかってくらい当て馬にされ続ける源
ハコヅメ160話ざっくりあらすじ/泰三子/モーニング2021年31号掲載
県警採用パンフレットに載ることになり、はりきる藤と川合。
その撮影前日には空き家の火災、撮影当日には女性の洗濯物に精液を付着させ男が逃走という事件が発生し、皆ボロボロ。
そして交番所長・伊賀崎は気づく。藤と川合が撮影でいないと、町山交番管内で発生した現場の書類を全部自分で処理しないといけないことに――。
感想
完全なるギャグ回。
最初から最後までずっとギャグ。事件も起きるけどその事件すらすべてギャグになるハコヅメクオリティ。16ページによくここまで笑い詰め込んだなって感心する。さすがです。
ハコヅメのギャグが好きな方にはぜひとも読んでほしい回。「ハコヅメのためだけにモーニング買うのもなぁ」という方には、コミックデイズの無料体験で読めるのでおすすめ。
主に源と山田がツッコミとなってひたすらツッコミまくってる。
署の廊下で「空の青さに見とれてただけ」という川合に「大丈夫じゃねぇじゃん」。
「イケメン刑事が1人いたらゴリラ刑事は100人いるのに二課のクセしてパンフ詐欺かよ」。
「女性の特性って?」との問いに「…とても強い生命力?」って答えた藤に対して「その特性を活かすべき場所は職場より戦場の方じゃない?」。
などなど。
冒頭5ページだけでこれ。というか、冒頭5ページの笑えたところを抜粋してこれ。ほんとはもっとある。んで今回16ページあるから、ほんとにいっぱい笑いどころが詰まってる。ギュウギュウ。
山田と川合の仮眠の取り方よwとか、ちょっと何言ってるかわからないと思うけど、藤と源が精えk…もとい、漂白剤臭をまき散らすくだりwとか。あと、口の上手いサボリのプロw
読んでるとき、家族から不審な目で見られるくらいには笑った。
今回超ギャグ回だったから、次回こそ154話の伊賀崎と中富の会話の意味の話やってくれるかな?
また、今回はドラマ放送開始直前ってことで、作者の泰三子さんと、藤役の戸田恵梨香さん、川合役の永野芽郁さんの鼎談(三人が向かい合って話をすること)が本誌掲載されてました。
鼎談の内容は、本誌だけじゃなくてFRaUwebでも公開中なのでこちらもぜひ!
▶戸田恵梨香×永野芽郁×泰三子「『ハコヅメ』で警察官が愛おしく思えるようになりました」
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