ハコヅメ154話ネタバレ感想考察 中富と伊賀崎が交わした会話の本当の意味とは

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✓今回154話の見どころ(読みどころ)

・如月は川合のことが好き?
・中富と伊賀崎の不穏な会話

 

町山署にまたなにか大きな騒動が起こりそうな予感がする回!

 

最初はいつものギャグ風味のハコヅメ(「わぁ…カジュアルな内部告発…」に笑ったw)だったけど、後半どんどん不穏になっていきましたね。

 

中富課長と伊賀崎所長のあの不穏な会話めっちゃ気になる。中富は伊賀崎を調べるために町山署にきたんだろうか?伊賀崎も、何を隠しているんだろう?

 

気になる154話のネタバレ感想考察いってみよう!

 

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ハコヅメ~交番女子の逆襲~154話あらすじと見どころ/秦三子/モーニング2021年24号掲載

154話:サボることに理由はいるか

 

アンボックスでの事件の際、宿舎で内緒で飼っていた猫を玄田(如月の元カノ)に預かってもらっていた如月は、猫を引き取りに車内で玄田と会う。

 

玄田は如月に復縁をせまるが、如月は拒否。そこに、藤・川合ペアと伊賀崎所長が職質にあらわれ、「警察職員として清廉な生活の保持に努めるよう」口頭注意。伊賀崎は藤と川合に「今回のことは秘密だよ」と言って終了。

 

翌朝、署に戻った藤・川合・伊賀崎の3人は中富課長に「昨夜の件で玄田部長から謝罪がきた」と話しかけられる。それを受け、川合が「昨夜はビックリ…」と言いかけたところで、伊賀崎が「職務上知りえた秘密を守るのは警察官の義務。上官であっても話す必要はない」とさえぎる。

 

伊賀崎の言葉を聞いた中富課長は「さすが伊賀崎所長」と、伊賀崎が奥岡島事件などの内偵捜査をしていた話をもちだし、不穏な空気に…。

 

奥岡島事件:約20年前、岡島県警史上最も大量の覚せい剤を差し押さえた大事件。

 

如月は川合のことが好き?

中富と伊賀崎の不穏な空気の話の前に、ちょっと如月の話も。

 

玄田、あきらめないねぇ。車から出ようとした如月に、涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔で「本当に最後だからキスして」ってキスしてもらった後、如月の上に乗ってくるって、暴挙というか勇敢な行動というか。

 

「乗んないで」「キスだけって言ったじゃん」ってセリフが如月のセリフなの笑う。フツー女性側のセリフよねw

 

「他に気になる子できたの?」って玄田に言われて、川合の顔のコマが出てきたから、如月が川合を思い出したのかと思ったら、車の外に実際にいる川合。「早く職質しな」って川合を追いかけてきて車内の2人を見て「ぎゃっ」と声をあげる藤。さらには伊賀崎所長まで登場。

 

気まずすぎワロタw

 

「他に気になる子できたの?」のセリフで川合の顔のコマがでてきたところ、如月の想像の川合ではなく、実際に車の外から声をかけるタイミングをうかがっていた川合だったわけですが、ここは「如月が気になっている子=川合」という解釈でいいと思う。

 

“イケメンの彼氏がほしい”川合と、”心に傷をもつAV8段の超イケメン”如月、そして”モジャ頭のせいでそう見えないが実はイケメン”源。はじめは源・川合カップルかなと思っていたけど、この流れだと如月・川合カップルになりそうですね~。

 

以前、川合のハジメテの話がチラッと出てきたことがあったけど、その相手って如月なのかな。だとしたら、如月も心の傷が癒えたか乗り越えたかしたってことよね。

 

如月と川合の今後にも要注目です。

 

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中富と伊賀崎の不穏な会話

今回の154話で最も注目すべきはここですよ。中富課長と伊賀崎所長の会話。あれは何を意味するんだろう。

 

実況見分の見取図を、何も確認することなく小物の位置を正確に書き込んでいた伊賀崎へ、「建物の間取りや内装を記憶する…内偵捜査のクセって抜けないものなんですね」って言う中富。

 

その中富に対して、「そういう中富課長も刑事さんのクセが抜けてないんじゃないですか?3日前パチンコ屋から自宅まで私を尾行したでしょ」と返す伊賀崎。

 

藤が「は?尾行?」って混乱してたけど、私も藤と同じ反応したよ。「え?尾行?なんで?」って。

 

中富は、「声かけようか迷ってたらつけたみたいになっちゃっただけ」であって、尾行なんてとんでもないって否定したけど、伊賀崎は「私が今も”除菌”してるか確認したんでしょう」と中富の尾行否定を否定。

“除菌”:所属や自宅を特定されないために、帰宅ルートや行動パターンを毎回変えることの隠語。”除菌”をする理由は、尾行を警戒しているから。

 

さらに伊賀崎は、中富の尾行スタイルについて、「所作は盗犯刑事独特のもの」「角の曲がり方は公安のやり口」「信号待ちの時のやり過ごし方は古い組対の連中がよくやる方法」と、指折り数えながらあげる。

 

そしたら中富が、「その指折り数える仕草、独特ですね。”カウントダウン効果”の応用ですか?それか誰かのクセに影響を受けたんですか?」と尋ねる。

カウントダウン効果:期限を知らせると人はつい行動してしまうという心理効果。

 

そこで川合が気づく。奥岡島おくおかじま事件主犯の虎松譲二とらまつじょうじの圧のかけ方と、伊賀崎の圧のかけ方が似ていることに。

 

中富の言葉に、「なんだ…そっちかぁ…」とホッとする伊賀崎。その伊賀崎の様子にゾクっと寒気をおぼえる藤と川合。

 

「僕にとって警察官の責務は…いかにサボるかなんですよ」と言い残し、伊賀崎はその場を立ち去る。

 

わかる?この不穏な会話!中富と伊賀崎はなにを探り合ってるの!?ってなるよね。

 

ストレートに読むと、伊賀崎が虎松譲二に影響を受けている=警察を裏切っているってことを中富が疑っていて調べている、ってことだと思うんだけど、そんな単純な話じゃないんだろうな。

 

気になる点は以下4点。

・中富が伊賀崎を尾行した理由
・「そっちかぁ」の意味
・伊賀崎の一人称が私→僕に変わっていること
・「警察官の責務はいかにサボるか」の意味
 
1個ずつ考えてみる。
 

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中富が伊賀崎を尾行した理由

話の流れから考えると、伊賀崎が今も”除菌”しているか確認するため。「今も”除菌”しているか」ってことは、以前は”除菌”してたってことよね。つまり、内偵捜査していたときに”除菌”してたってこと?

 

除菌をするのは、尾行を警戒しているから。内偵捜査中って、誰に尾行されるんだ?内偵捜査している先の組織の人間?それとも、警察に?

 

そして伊賀崎が今も”除菌”しているなら、誰からの尾行を警戒してるんだろう?過去に潜入していた先の人間?それとも、…警察?

 

いずれにせよ、そんな警戒心の強い伊賀崎を尾行するって、もう尾行ばれること前提じゃない?しかも顔見知りの中富課長自らの尾行。

 

ばれる前提の尾行って、目的はなんだ?伊賀崎へ、なんらかの警告をするため?「伊賀崎さんマークされてるから気をつけて!」って直接は言えないから、尾行することで示したかったのか。

 

それか、藤が最後に「中富課長、伊賀崎所長にわざといろいろしゃべらせた?」って疑惑をもっていたから、わざとばれる尾行をして、尾行したことをきっかけに、内偵捜査について伊賀崎にしゃべらせたかった?

 

伊賀崎所長って、川合に言ってた「職務上知りえた秘密を守るのは警察官の義務。上官であっても話す必要はない」を徹底してるよね。

 

猿渡署長に奥岡島事件の潜入捜査について聞かれた時も、「秘匿捜査員にとっては沈黙こそが自衛の術…どうかご容赦ください」つって詳しい話しなかったもんね。

 

だから、とにかくなんでもいいから、潜入捜査してた時の話を聞き出したかったのかな。

 

中富が伊賀崎を尾行した理由については、考えられる理由は2つのうちどれか。これ以外は考えつかなかった…。

1.伊賀崎へなんらかの警告をしたかった。
2.内偵捜査について伊賀崎にしゃべらせたかった。

 

「そっちかぁ」の意味

どっち!?てなったよね。

 

中富の「誰かのクセに影響を受けたんですか?」と、川合の「虎松譲二の圧のかけ方…」からの伊賀崎の「そっちかぁ」発言の流れだと、中富は「虎松譲二のクセ(が移るほど)の影響受けたんですか?」って意味で言ってるよね。

 

それを受けての「そっちかぁ」て、

①「虎松譲二の件で何か疑われてるんだぁ、な~んだ」(=実際は虎松譲二の件じゃないことに何か関わっている)

ってことなのか、

②「虎松譲二の影響受けた側だと思われてるんだぁ、な~んだ」(=実際は虎松譲二が伊賀崎の影響を受けた)

のどちらかしかないと思うのだけど。

 

①はミスリードじゃない限り、ないと思うんだよな。伊賀崎が潜入捜査をしてたのって奥岡島事件以外にもあるみたいだけど、作中では奥岡島事件のことしか出てきてないし。今さら他の事件出してくるかね?

 

②の場合、警察が思ってる以上に深くてヤバいところまで潜入してたってことじゃない?虎松譲二より上の組織に関わってたりして。

 

伊賀崎の一人称が私→僕に変わっていること

伊賀崎の普段の一人称って、「私」なのね。今回154話でも最初「私」って言ってたし。

 

なのに最後「にとって警察官の責務はいかにサボるかなんですよ」って、一人称が「僕」になったんだよね。これは何か意味があるのかないのか。

 

「警察官の責務はいかにサボるか」の意味

伊賀崎が言った、「刑事畑の中富課長は警察官の責務は事件の解決だと思ってるでしょう」から考えると、伊賀崎は事件の解決だけが警察の責務ではないと思ってるってことよね。

 

で、伊賀崎にとっての警察官の責務は、「いかにサボるか」。

 

この言葉の意味を考えると、「警察がサボれるほど犯罪が減る=そもそも事件を起こさないようにする」のが伊賀崎の警察官としての責務なのかって思う。

 

伊賀崎があげてた「交通の取り締まり、地域の見守り活動」も、事件・事故を起こさせないようにすることだしね。

 

なんだか今回の話は、伊賀崎が警察を裏切っている?みたいな感じになってたけど、伊賀崎はちゃんと警察官だと思う。

 

感想

伊賀崎はちゃんと警察官だろうけど、細かいところで気になることはまだある。

 

尾行してたことを伊賀崎に指摘されたとき、中富は「身内を尾行なんてしない」って言ったけど、中富にとって伊賀崎は”身内”じゃないってこと?とか。

 

今回の不穏な会話の「本当の意味を知るのはしばらく後のことだった」って藤のモノローグがあったし、2~3話くらいはさんでから、何か重大な事件が起こるのかな。

 

伊賀崎も中富も、ちゃんと警察官でありますように。

 

※2021/07/21追記:この不穏な伊賀崎所長の続きっぽい話、やっと来ました!

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今回の記事の話「154話:サボることに理由はいるか」は単行本18巻に収録。

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