前回は、冬馬ママの「(帆夏父が)殺されたなんてあるわけない」という意味深なセリフで終わり。
帆夏父、殺された可能性があるってこと?とめっちゃ気になる展開ですが、帆夏の過去に関わることは今回出てくるでしょうか?
気になる続き5話のネタバレ含む感想です。
◆今回の見どころ(読みどころ)
✓冬馬がついに帆夏に告白!…だったのに
✓帆夏と春が一緒にプールに落ちる
落ちて溺れて5話 ざっくりネタバレ/伊鳴優子/デザート2021年8月号掲載
学校での宿泊オリエンテーションという行事で、春・帆夏・秋音・冬馬の4人は同じグループになった。
「思い出を増やしたいから楽しみたい」と意気込む帆夏だったが、春が協力しようとしないことが気にかかる。
思ったことはすぐ口に出す性格の帆夏なので、「もっと協力して作業するべきだ」と春に伝え、ちょっと言い合ったことで、春と少し向き合えた。
宿泊行事恒例の「夜のかくれんぼ」の最中、1人プールサイドにいた春を驚かせようと後ろから近づいた帆夏。
驚いた春に手を振り払われた帆夏は、バランスを崩しプールに落ちる。その瞬間、春が「帆夏」と叫びながら帆夏の腕をつかみ、2人一緒にプールへ落ちた。
感想
…なんか、帆夏の自分の意見を押しつけてくるウザキャラになってしまって、好きになれなくなってしまった…。
帆夏自身が「行事を楽しみたい!」って思うことは全然問題ないし、微笑ましいと思う。
でも、集団行動が苦手って言ってる人を、「自分が楽しみたいから」って理由でちゃんと参加するよう強制するのはどうかと思う。
最近『リエゾンーこどものこころ診療所ー』を読んだから余計にそう思うのかも。
まぁ春も春だけどね。家庭内に問題があって心に傷を負う小学生じゃないんだから、集団でやる作業は参加しなさいよ(一言でいうと「ガキじゃねぇんだから」)。
周りにムダに気を遣わせるレベルで1人になろうとする春も、自分が正しいとばかりに意見を押しつけてくる帆夏も、誰も好きになれない。
秋音はほぼ空気だし、冬馬は好意を匂わせる言動ばっかしてなかなか告白しないヘタレだし。元々あまり感情移入できないキャラ。
しかし!今回は冬馬がついに帆夏に告白(?)するのか、合宿中に屋上へ呼び出すんです。
帆夏も察して、そういう雰囲気になるのに、帆夏が屋上へ向かおうとしたらなんやかんやあって春と一緒にプールに落ちるという展開。
これはもうあれですね。帆夏が、過去の事故の記憶を思い出す流れですね。
『落ちて溺れて』ってタイトル、『(恋に)落ちて溺れて』だと思ってたけど、帆夏の過去の事故の意味もあるんだろう。
海か川かに落ちて、溺れて、それを助けようとしてお父さんが死んだのか?そして帆夏は記憶を失った?
次回、全部ではなくても過去の記憶を取り戻すはず。そして冬馬は告白の機会を失ってかわいそう。
コメント